京都市による重大な人権侵害!
「反対の意見ばっかりですやんか。」
「いい加減にしてください」
財政難を口実に
1956年に建設が計画された松賀茂児童公園の整備をサボり続け、
70年近くたった今も面積の6割以上未整備、
その上、市民の声を完全に無視し、民間に売却するか貸し出す方針を強弁。
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財政難の京都市 公園の整備計画を断念、未整備区間を民間へ 「いい加減にして!」市民から反発の声
財政難で問題が噴出している京都市。今度は、左京区にある公園のあり方について、市民から反発の声が上がっています。
14日夜、左京区役所で開かれた住民向け説明会で、声を荒らげる住民たち。
住民「反対の意見が出なかったらって、反対の意見ばっかりですやんか。いい加減にしてください」「今になって台所が苦しいから、子どものお年玉に手をつけるというような公園の廃止というのは、撤回していただきたい」 財政難を理由に「敬老パス」の対象年齢引き上げなど、様々な市民サービスに影響が出ている京都市で、新たな問題が巻き起こっています。
市が公園の整備を断念する方針を示したのです。
木村智子記者「京都市が管理する公園の横にある木が生い茂るこちらの場所について、市は財政難を理由に整備を断念する方針だということです」
京都市左京区にある松賀茂児童公園は、1956年に建設が計画されましたが、70年近くたった今も、面積の6割以上が整備されていません。
京都市は、財政難で「公園を整備するのに余裕がない」として、今年、未整備だった区間を民間に売却、または貸し出す方針を固め、14日に3回目となる住民説明会を行いました。 防災拠点となるはずの公園を売却したり、貸し出したりすることについて、住民からは反発の声が。
京都市は、公園のすぐ近くにはノートルダム女子大学があり、防災拠点としての役割をこの女子大学が補える、としています。 しかし、住民からはこんな声も。 住民「もしもの時のために、(事前に)見に行っておこうかと思いますよね。見に行くことが出来ますか。ノートルダム女子大学に行って」 市の担当者「まずノートルダム女子大学につきましては、京都市左京区の広域避難所に指定されております」「防災機能、避難できるオープンスペースがあるので、同じ機能があるということで、代替する機能があるという風に評価はさせていただいています」 説明会に参加した住民からは。 住民「本当に必要なところに、市民の貴重な財産、税金が使われているのか、極めて市民の立場から見ると疑問に思える」「公園を売ってしまうというのは、私たちの財産の売り食いだと思っています」
京都市建設局みどり企画課 倉谷誠課長「公園以外の用途に活用する方が、持続可能な都市を構築するということにつながるのではないかということを考えて、今回の提案をさせてもらっているところです」 今後、京都市は公園の整備案などが含まれた都市計画案を作成します。計画が決定されれば、未整備部分の活用方法は、民間から募られ、現時点では住宅地になる可能性が高いといいます。