アベスガ岸田自公カルト内閣にはこんな者しかいない❕

 

 『言葉足らず』ではない❕

 

岸田自公カルト内閣よ一刻も早く総辞職せよ❕

 

【写真】安倍新内閣はまるで“カルト内閣”…統一教会がらみ12人、日本会議系も12人(2019年) 


 

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日刊ゲンダイ

葉梨法相バタバタ更迭で被害者救済法案に“黄信号”…政治日程さらにグチャグチャに

11日、就任した斎藤法相(C)日刊ゲンダイ

 

 やはり岸田首相の政局観のなさは折り紙付きだ。ウケ狙いで「死刑のはんこ」を連発していたことがバレ、大炎上中の葉梨法相を11日、スッタモンダの挙げ句に更迭。山際前経済再生相に続く辞任ドミノで、政治日程はグチャグチャだ。自民党国対の機能不全により、ただでさえ窮屈な国会日程もさらにタイトになる。政権浮揚をかけた旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の被害者救済法案の成立はますます危うくなっている。

 

 

 

 ◇  ◇  ◇ 

 

 山際氏と葉梨氏の辞任劇はコピペのような展開だった。

 

教団との関わりを申告せずに内閣改造で留任した山際氏と同じ手口で、葉梨氏は複数回にわたる放言を官邸に報告せずに延命。

 

岸田首相は11日午前の参院本会議で罷免を否定してから間をおかず、更迭に追い込まれた。東南アジア外遊に向けた出国は10時間もズレ込み、12日未明に政府専用機で飛び立った。19日まで戻ってこない。

 

  臨時国会の会期末は来月10日に迫る。元農相の斎藤健法相に交代したことで、新大臣の衆参両院での所信表明演説や、与野党議員による質疑などもこなす必要がある。 「開会直後に鈴木財務相がG20財務相・中央銀行総裁会議出席で渡米し、予算委員会が1週間も開けなかった上、今度は総理が帰国するまで今年度第2次補正予算案の審議に入れない。物価高に対応する総合経済対策を盛り込んだものとはいえ、野党が攻勢を強めるのは避けられません。寺田総務相と秋葉復興相をめぐる『政治とカネ』の問題は全くケリがついていない」(与党関係者)

 

 ■質問権行使は正式表明 

 

 岸田首相が与野党協議を蹴っ飛ばし、政府提出法案にカジを切った救済新法の審議入りは、どんなに早くても補正予算案成立後だ。 「自民党は月内の法案提出を目指していますが、寄付規制、マインドコントロールの定義、家族らの返金請求などで野党とどこまで歩み寄れるか」(霞が関関係者) 

 

 宗教法人法に基づく「報告徴収・質問権」については、永岡文科相が11日、旧統一教会に対する行使を正式表明。年内に調査が開始されたとしても、解散命令の請求に至るのはその先。反社会的カルト集団の追及と被害者救済は両輪だ。救済新法審議に会期延長は必須だが、1週間程度延長したところで間に合うのか。

 

 

 

安積明子政治ジャーナリスト

ついに宏池会所属の大臣も事実上の罷免へ 外遊中も岸田首相の憂いは消えず

 舌禍は命取り(写真:ロイター/アフロ)

口は災いの元

 “口は災いの元”というが、いま最もそれを痛感しているのが11月11日に法務大臣を辞任した葉梨康弘氏ではないだろうか。

 

葉梨氏は11月9日に開かれた武井俊輔外務副大臣のパーティーで

 

「法務大臣とは朝に死刑のハンコを押し、昼のニュースのトップになるという地味な役職」

 

と述べたことが問題となり、その職を追われた。

 

またこの時、

 

「(法務省と外務省は)票とおカネに縁がない」

 

とも語っていた。

 

 その発言はすぐさま官邸に伝わり、10日朝に松野博一官房長官が葉梨大臣を呼び出し注意した。葉梨大臣は記者団に対して「今後の発言には慎重を期す」と述べたが、発言撤回は否定するなど、強気の姿勢を見せている。

 

 しかし予定を1時間遅れて開始された参議院法務委員会では、葉梨大臣は一転して「死刑ハンコ発言」を撤回した。おそらくはこの発言だけ撤回すれば、問題は収束すると思ったのだろう。実際に永田町では、「葉梨大臣を罷免すれば、寺田稔総務大臣などのドミノ辞任に繋がってしまう」と、葉梨大臣の辞任を否定する声が多かった。

お荷物となった「婿殿たち」

 寺田大臣は総務大臣として政治資金を管轄するが、後援会の政治資金収支報告書で会計責任者に故人の名前を記載したり、事実上「追放」した年配の支援者の名前を後援会会長に記載するなど、虚偽記載が次々と発覚した。

 

11月8日には600万円の借入金の記載ミスが報じられてもいる。

葉梨氏以上に更迭したい?(写真:つのだよしお/アフロ

 

 それでも岸田文雄首相にとって寺田大臣を解任することは非常に難しい。

 

寺田大臣は宏池会の始祖である故・池田勇人首相の義孫で、清和研で例えるなら「故・福田赳夫首相の孫の福田達夫氏を処分する」にほぼ等しいといえるだろう。

 

 葉梨氏も自治大臣を務めた故・葉梨信行氏の娘婿で、結婚と同時に養子縁組により葉梨姓を得て、2003年の衆議院選から茨城3区の地盤を受け継いだ。

 

なお寺田大臣も葉梨氏も衆議院当選6回の初入閣組で、岸田首相の肝いり人事であることが伺える。

自民党内・公明党からも批判の声

 それゆえ葉梨大臣の「死刑ハンコ発言」について、党内からの批判はいっそう厳しかった。

 

たとえば遠藤利明総務会長は10日に開かれた谷垣グループの会合で、「何をやっているんだろう」とまるで呆れ果てたように述べ、グループの領袖である谷垣禎一元法務大臣が真摯な態度で死刑の決裁を行っていたことを披歴した。実際に法務大臣時代に11件の死刑に執行命令を出した谷垣氏は、大臣室の引き出しに仏像と数珠を入れ、命令書に署名する際には数珠を持ち、手を合わせていた。

 連立を組む公明党からも、次々と苦言が出た。斉藤鉄夫国土交通大臣は10日の参議院国土交通委員会で、「命の重さと法の厳格さの象徴である法務大臣として覚悟に欠ける発言だ」と述べ、竹内譲中央幹事会長代理も「発言は慎重にしてもらいたい」と記者団に話している。

 そして11日に葉梨氏による「死刑ハンコ発言」は、この時に止まらず、何度も行われていたことが野党の追及で発覚した。これには国会では葉梨大臣の更迭を否定していた岸田首相も、さすがに庇いきれないと判断。ASEAN、G20、APECの各首脳会議に参加すべく、11日午後に日本を発つスケジュールを急遽変更し、夕方に葉梨氏の辞表を受理した。葉梨氏による自発的な辞任ではなく、10月24日に経済再生担当大臣を辞任した山際大志郎氏と同様に事実上の更迭であることは間違いない。

外交関係にも影響か?

 立憲民主党の安住淳国対委員長は,葉梨大臣の辞任報道を受けて「昨日の時点で更迭すべきだった」と述べたが、その理由として今回の騒動で国益を損なっているのではないかという懸念を挙げている。

「外務省から聞いている範囲では、明日土曜日(11月12日)には(コロナ禍のために)3年振りに開かれるASEANの首脳会議に出席して、ラオスやベトナムとの首脳会談をはじめ、様々な会談が設定されていた。今日の出発を見送って明日の出発に限りなく近くなれば、12日にセットしていた諸外国との重要な外交日程を全部飛ばすことになる。総理の決断が遅いことで、国会日程のみならず、外交日程にも影響を与えていることは、やはり総理の責任ではないか」

 そして当初の予定から遅れること約8時間。11月12日午前1時過ぎに岸田首相らを乗せた政府専用機はプノンペンに向かって羽田空港を出発した。19日までに予定される岸田首相の外交日程には、日米首脳会談や日韓首脳会談が組み込まれており、バンコクでは習近平主席との日中首脳会談も検討中だ。

 岸田首相が得意とする外交で、果たしてこの危機を払しょくできるのか。ちなみに この週末にはNHKの世論調査が予定されており、内閣支持率に葉梨大臣辞任が影響することは避けられないと見られている。

 

 

 

 

「次は寺田氏か」相次ぐ辞任・教団問題・カネ…首相、正念場の予算委

 

 

 

日刊スポーツ

岸田首相、葉梨前法相の更迭トラブル「葉梨ショック」で首脳外交“弾丸日程”スタート

 

 

 岸田文雄首相は12日朝、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議に出席するため、カンボジアに到着し、さっそく同会議に出席した。

 

  葉梨康弘前法相の失言問題で葉梨氏を事実上更迭したことを受けたトラブルで、当初の予定から出発が10時間以上遅れた。睡眠もそこそこに首脳外交をスタートさせることになり、「葉梨ショック」という国内問題の影響を引きずったまま、外交の舞台に立つことになった。  首相は11日の法相交代がなければ、当初、同日午後3時に羽田空港を政府専用機で出発する予定だった。しかし閣僚交代に伴う一連の日程に追われ、公邸に戻ったのは、同日午後7時半すぎだった。

 

  外務省によると、首相ら一行を乗せた飛行機が羽田空港を出発したのは、12日午前1時8分。首相は、機内で短い睡眠をとっただけで、現地に到着早々、会議に出席する「弾丸日程」になってしまった。

 

  今回のバタバタ日程は、葉梨氏を交代させる自身の判断が遅れたことも影響している。当初、この日に予定されていたベトナムやラオスなどの首脳との個別会談の日程はいったんキャンセルされ、再調整を余儀なくされた。

 

  13日には、日米韓首脳会談や日米首脳会談といった重要な日程が予定されている。外相を4年7カ月務め、「外交の岸田」を自負する首相は、外交の舞台で「葉梨ショック」を払拭(ふっしょく)できるのか、関心が注がれている。  首相はカンボジアでの会議を終えた後、インドネシア、タイの東南アジア各国を訪問する予定。

 

 

 

​​​​​​​朝日新聞

岸田首相がカンボジアに到着 葉梨法相更迭で大幅遅れ、日程再調整へ

 

プノンペン国際空港に到着した岸田文雄首相=2022年11月12日午前5時47分、代表撮影

 

 岸田文雄首相は12日朝、東南アジア歴訪の最初の訪問地、カンボジアの首都プノンペンに到着した。葉梨康弘前法相の事実上の更迭と後任人事の影響で約10時間出発が遅れ、12日に予定されていた東南アジア諸国との複数の首脳会談が見送られ、日程を再調整することになった。

 

  【時系列】葉梨氏の「続投」が「更迭」に一転するまで

 

 首相は出発前に首相公邸で記者団の取材に応じ、訪問先での中国、韓国両国との首脳会談について「開催の方向で調整を進めている」と述べた。「まだ確定はしていない」としつつ、「通常の会談形式をめざして調整したい」と意欲を示した。  カンボジア、インドネシア、タイで行われる首脳会議について、ウクライナや北朝鮮といった地域情勢、食料・エネルギー安全保障、自由で開かれた貿易体制の維持強化などの課題が議論されると説明し、「日本の立場をしっかりアピールしていかなければならない」と強調した。

朝日新聞社

 

 

 

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葉梨法相の辞職、地元の選挙に影響は? ポスターはがし始めた県議も

 

 死刑執行を命じる法相を「地味な役職」などと発言した葉梨康弘法相(63)=衆院茨城3区、自民党=が11日、発言の責任を問われ、大臣の職を辞した。地元の首長や有権者からは「残念」「当然」という声が上がり、12月に県議選を控える自民の県議らは選挙戦への余波を心配した。

 

 葉梨氏は9日夜、自民党議員のパーティーでのあいさつで、「法務大臣というのは、朝、死刑のはんこを押して、それで、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職」などと発言した。

 葉梨氏の地元の取手市。義父の故・信行氏時代からの支持者だという、同市の80代女性は「大臣になって地元として誇りに思っていたので、残念のひと言。人間は間違いもするものなので、今回の失敗を教訓に頑張ってほしいし、まだ若いのでまたチャンスをあげてほしい」と気遣った。

 一方、「辞任は当然」という声も。同市内の高齢男性は「死刑をネタに受け狙いのような発言をするのは間違っている。言ってはいけないことだ。日頃思っていることが口を突いて出たのでは」と批判した。

 地元自治体の首長の一人は「…

 

 

 

「言葉足らずで極めて軽率」 辞表提出の葉梨前法相やりとり全文

 

 岸田文雄首相に辞表を提出した葉梨康弘法相が11日夕、首相官邸で記者団の質問に応じた。やりとりの全文は次の通り。

 ――首相とどのような話をしたのか。

 ただいま岸田総理に国務大臣の辞表を提出させていただきました。いろいろとお話をさせていただいたんですが、私からの辞表ですので、総理との場では長々とその理由を申し上げたわけではないんですが、私が辞表を提出した理由について申し上げます。

 一つは、死刑に関する判断、これについての発言でないとはいえ、例示として死刑ということ、という文言、軽率にも使ってしまったということで、第1は国民の皆様に不快な思いをさせてしまいました。第2は法務省の職員にも非常に不快な思いをさせたことがあると思います。そして第3は、国会日程にも影響を与えることとわかりました。そして第4は、内閣の一員として内閣にもご迷惑をかけることとなりました。

 

 この上は、しっかり一から出直して一兵卒として日本国のために働くということで、これからの私の政治生命を国民のために尽くしていきたい、そういう思いから辞表を提出させていただきました。

 経緯について申し上げます。昨晩、岸田総理とご相談をいたしました。出処進退も含めてご相談を申し上げたところ、今日、法務委員会、衆議院の法務委員会がセットされている。法務委員会、つまり国会の委員会ですから、国民の代表者が集う場である。「そこの場で説明責任を徹底するように」、そういうご指示がございました。

 そして、そのご指示を今朝も確認をして、法務委員会、9時からの法務委員会に臨み、私としては誠心誠意、この発言の内容等について、また国民の皆様に対する謝罪と撤回、このことについて説明を申し上げました。

 そしてその上で、私自身は先ほどの、つまり、国民の皆様に不愉快な思い、印象を与えた。それから、職員にも、不愉快な印象を与えた。国会審議にも不健全な形で、影響を与えてしまった。そして内閣にもご迷惑をかけた。その理由は先ほど申し上げた通りでございます。そのため、ただ今総理のお時間が取れましたので辞表を提出してまいった、そういう事情でございます。

 ――昨日は辞職を否定していたが、どのような心境の変化があったのか。

 心境を申し上げますと、私の…

 

 

 

法相発言「問題があるから厳重注意をした」 岸田首相やりとり全文

 
葉梨康弘法相の辞表を受理し、取材に臨む岸田文雄首相=2022年11月11日午後5時44分、首相官邸、上田幸一撮影

 

 葉梨康弘法相が辞表を提出し、岸田文雄首相が11日夕、首相官邸で記者団の質問に応じた。やりとりの全文は次の通り。

 葉梨大臣から、政権として様々な懸案を抱える中、軽率な発言によって今後の補正予算あるいは重要法案の審議に迷惑をかけたくない、身を引きたいとの申し出がありました。

 法務行政の根幹に関わる制度についての軽率な発言によって法務行政に対する国民の信頼を損ねたこと。また、旧統一教会による被害者救済に政府を挙げて取り組む中、その重責の一端を担う法務大臣の発言によって、重要政策の審議などに遅滞が生じることを考慮し、辞任の申し出を認めました。

 (11日午後出発予定だった)外遊については、明日早朝から始まるASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会議など一連の日程に予定通り出席するべく、このあと午前1時、出発する予定で調整をしております。

 

 民法改正、旧統一教会による被害者救済など、法務省の抱える重要課題に鑑み、後任は幅広い分野で政務、実務双方に豊富な経験を持ち、わかりやすく安定した答弁能力に定評のある斎藤健氏にお願いすることとし、本日、所要の手続きを済ませることとしたいと思っております。冒頭、私から以上です。

 

 ――早く更迭しなかったのは、問題発言との認識がなかったからなのか。

 

いや、斎藤大臣(※葉梨氏を…