「自民を弔う葬儀」に見えてきた
  「功績をたたえる声も悲しむ声も聞こえなくなった…」
  「この国葬は大きな負債を残し、もしかして岸田政権の命取りになるかも」
  作家 赤坂真理・「考 国葬」文の紹介


     斉藤二郎(メールマガジン読者)

◇9月20日(火)の朝日新聞(千葉版)はつまらない。9/19(月・休日)の代々木公園で開かれた1万3000名(主催者発表)集会はひとことも報じていない。
 東京新聞が1面から多く報道してるのに。
 今後、朝日新聞購読をやめる読者が増えるのではないか!
 

◇そんな中で、9/20朝日新聞の3面に、作家赤坂真理氏の「考 国葬」の記事が載っている。見出しは「『自民を弔う葬儀』に見えてきた」だ。
 

 記事の中味も的確でしんらつだ。

 以下、記事から抜粋して引用する

◎岸田首相は『偉大な政治家が自民党にいた』ように『見せる』ための国葬。それが最初のアイデアではないか?


◎「何もうまくいってないのにうまくいってるように『見せる』ことは安倍首相の言動の本質だったと私は感じています」


◎「自民党の実態を「銃撃事件」が暴露しました」…旧統一教会と手を組んだ自民党。
 

◎「この国葬は大きな負債を残し、もしかしたら岸田政権の命取りになるかも」


◎「安倍氏の『死』というものは遠くに忘れ去られ、功績をたたえる声も、悲しむ声も聞こえなくなっています。

 

そういう意味では安倍氏は『自民党を弔う国葬』の象徴に向いてはいる」
 

◎「自民党に代わる勢力もない中で、この空洞がどこへ向かうのか、国民には、今が正念場であり、そして今が危ないとも言えるのかも知れません」

 

(聞き手・田中聡子)

◇読みごたえあるインタビューだ。全体の6分の1位を紹介した。


 聞き手の田中聡子記者のいい仕事に感謝。
 

 

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【TMM:No4585】地震と原発事故情報より