『今津市長は、去年の市長選で、「家庭教育推進条例」の制定を公約に掲げて当選し、会の顧問を務めていましたが、先月30日の会見では「宗教組織と関係ないことを調べたうえで顧問を引き受けた」と説明していた』
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旧統一教会との関係を指摘され…旭川市・今津市長が顧問を務める「家庭教育を支援する会」が解散決定
「旭川家庭教育を支援する会」との関係を説明する今津市長(先月30日)
旭川市の今津市長がこれまで顧問を務め、旧統一教会との関係が指摘されている「旭川家庭教育を支援する会」が、解散を決定したことが分かりました。
これは14日、旭川市の今津寛介(いまづ・ひろすけ)市長が、会の解散決定について文書でコメントを発表し、明らかになりました。
いじめ対策などに関する条例制定を目的とした「旭川家庭教育を支援する会」は、旧統一教会の信者が設立に関わり、教会との関係が指摘されていました。
今津市長は、去年の市長選で、「家庭教育推進条例」の制定を公約に掲げて当選し、会の顧問を務めていましたが、先月30日の会見では「宗教組織と関係ないことを調べたうえで顧問を引き受けた」と説明していました。
今回の解散決定の理由について、今津市長は文書で「設立時に家庭連合(旧統一教会)の関係者が個人的に関わっていたことは事実であり、会の存在や活動が多くの方々に誤解や不信を招いているため」と説明していて、自身が顧問から降りることも伝えています。 今津市長は、先月30日の会見で「宗教団体の一部の方のご意見や圧力を、私自身は受けていませんし、もしあったとしても、それらのことで政策が曲げられることはありません」と釈明していました。
北海道放送(株)