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NY株急落、1276ドル安 2年3カ月ぶり下げ幅
【ニューヨーク共同】13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、前日比1276.37ドル安の3万1104.97ドルで取引を終えた。終値の下げ幅としては新型コロナウイルス流行第2波が警戒されていた2020年6月以来、約2年3カ月ぶりの大きさ。全面安で、一時は1360ドル超下落した。 NY円、一時144円台 長期金利が急上昇
朝方発表された米消費者物価指数の上昇率が市場の事前予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを続けることで景気後退を招くとの懸念が強まった。 ハイテク株主体のナスダック総合指数も急落し、632.84ポイント安の1万1633.57。
時事通信
NY株、一時900ドル超安 予想上回る米物価上昇で
【ニューヨーク時事】13日午前のニューヨーク株式相場は、米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る上昇率となったことが嫌気され、急反落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は一時、前日終値比で900ドルを突破。午前11時45分現在は880.93ドル安の3万1500.41ドルで取引された。ハイテク株中心のナスダック総合指数は496.20ポイント安の1万1770.21。 8月のCPIは前年同月比8.3%上昇。変動の激しい食品とエネルギーを除いた「コア指数」は6.3%上昇と、5カ月ぶりに伸びが加速した。全般的にインフレ圧力の根強さを示す数値が並び、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げの継続を後押しする内容となった。
これを受けて米長期金利が上昇。ハイテク株が売られ、相場全体を下押しした。
2022年09月13日22時53分
NY円急落、144円台前半 米物価受け積極利上げに警戒感
【ニューヨーク時事】13日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米消費者物価指数(CPI)公表を受けて積極的な米利上げへの警戒感が高まり、1ドル=144円台前半に急落した。午前9時現在は144円35~45銭と、前日午後5時比1円58銭の大幅な円安・ドル高。
8月のCPIは前年同月比8.3%上昇。伸び率は2カ月連続で鈍化したものの、市場予想を上回り、記録的な高水準が続いた。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数も上振れし、米長期金利が上昇したのを眺めてドル買い・円売りの動きが強まった。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げへの懸念が広がった。