岸田首相は、
ていねいに説明しろ!
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「国葬」の言い出しっぺ岸田首相が閉会中審査欠席?「様々な機会を通じ丁寧に説明」どこへ
いつ、どこで、だれに対して丁寧に説明するのか(8月6日の記者会見で安倍元首相の国葬を発表する岸田首相)/(C)JMPA
「様々な機会を通じて丁寧に説明していきたい」。あの言葉は一体、何だったのか。
29日、立憲民主党の安住淳国対委員長が自民党の高木毅国対委員長と会談。安住氏は安倍元首相の国葬に関する閉会中審査に岸田首相の出席を要求したものの、高木氏は態度を明確にしなかったという。
国葬は国民の半分以上が反対なのに…二階元幹事長は「やらなければバカだ」だって
閉会中審査は9月初旬にも行われる見通しで、安住氏は「国葬を決めた岸田文雄首相が自ら議会に出てきて国民に説明した方がいい」と迫ったが、与党は松野博一官房長官を出席させる方針といい、首相出席には応じない考えという。
そもそも、安倍氏の国葬を言い出したのは他ならぬ岸田首相自身だ。7月14日の会見で、突然、「今秋に国葬の形式で行う」と表明。さらに8月6日の会見で、国葬に対してメディア各社の世論調査で反対意見が増えている、などと問われると、「様々な機会を通じて丁寧に説明していきたい」と語っていた。閉会中審査に出席せず、いつ、どこで、誰に対して丁寧に説明する気なのか。
ネット上でも、《国民が納得できる説明が出来ないなら、強行してはならないでしょう》、
《岸田さん!丁寧に説明はどこに消えた!口先だけか》などと批判の意見が少なくない。
国葬費用として、政府は今年度予算の予備費から2億4940万円の支出を決定。安住氏は警備や要人警護の費用に触れ、「全部積み上げたら2億5000万円で収まるわけがない。総額を明示し、議論すべきだ」と迫っていたが、いやはや、もはや何のために多額の税金を投じて国葬するのか全く分からなくなってきた。