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千葉日報

旧統一教会系イベント 千葉市長も祝電 「思慮欠き、深く反省」

 

 

千葉市の神谷俊一市長

 

 千葉市の神谷俊一市長は25日の定例記者会見で、昨年12月に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体イベントに祝電を送っていたことを明らかにした。神谷市長は「団体の活動を助長する誤ったメッセージとなった。

慎重さ、思慮を欠いた対応で深く反省している。今後は行わない」と謝罪した。 

 

 後援会事務所によると、イベントは昨年12月に若葉区で開かれた千葉ソナク少年少女合唱団ウインターコンサート

支援者から後援会に依頼があり、市長の肩書で「盛会を祈念する」などの趣旨の祝電を送付していた。

 

  神谷市長は「事務所の担当者が統一教会系のイベントであると認識していたが、内容に問題がないと判断した」と説明。関連団体からの選挙協力や献金などはなかったとした。

 

  また、市が過去に旧統一教会関連団体のイベントに後援や祝電を行っていたことを受け、神谷市長は「今後は内容だけでなく申請団体についても十分確認するよう、申請を受けた場合の規定の変更など対応を検討したい」と述べた。