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埼玉新聞

<新型コロナ>感染時もうろうとしていた知事、療養終えて復帰「8月第1週がおそらく第7波のピークかも」

 

県庁での公務に復帰し、記者団の取材に応じる大野元裕知事=16日午前8時半ごろ、県庁本庁舎南玄関

 

 新型コロナウイルスに感染した大野元裕埼玉県知事は16日、療養を終えて以降、初めて県庁に登庁し、庁内の公務に復帰した。

 

  3回接種済だった大野知事、感染当初は発熱と喉の痛み 

 

 大野知事は今月2日に検査で陽性が判明。自宅療養しながらテレワークを行い、15日から庁外の公務に復帰していた。

16日午前8時半、県庁本庁舎南玄関に公用車で出勤した大野知事は、出迎えた記者団にはっきりとした声で「体調はおかげさまで万全です。きょうからしっかりと公務をリアルでこなします」と療養終了を宣言した。

 

  療養生活について聞かれた大野知事は「多くの方々からお見舞いと励ましを頂いた。8月第1週がおそらく第7波のピークではないか。熱は38・6度まで上がり、3日ほど熱が続き、もうろうとしていた」と自身の症状を説明。

「自宅療養、検査体制はぎりぎりのところ。

診療・検査医療機関は一番逼迫(ひっぱく)している時期で、発熱され、ご苦労された方も多かったのでは。

可能な限りこの体制を維持するとともに、お亡くなりになる方を下げることに集中するべき」と取り組むべき対策について話した。