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UHB 北海道文化放送
「最初はコロナかと」発熱で受診する子ども急増 小児科が悲鳴…コロナ禍に追い打ち "手足口病"が大流行
診察する医師:「お姉ちゃんが熱を出した?」 受診した保護者:「そうなんです。いま38度8分まで上がっています」 北海道小樽市にある「おたるこどもクリニック」では、6月下旬ごろから発熱で受診する子どもが急に増えたといいます。 1日の患者数は…。 おたるこどもクリニック 飯田 純哉 院長:「100人~130人という感じ。限界に近い数で、断らなければいけない患者もいて申し訳ない」 発熱した場合、新型コロナの感染が疑われますが、いま小樽市では乳幼児を中心にそれ以外の病気も大流行しているんです。 口の中や手足などに発疹が出て、発熱も伴う感染症「手足口病」です。 診察する医師:「発疹が出ているね、喉にびっしりブツブツと。手足口病だと思います」
小樽市保健所では7月6日、手足口病について市内に警報を出しました。 受診した保護者:「子どもが4人いて、この子はそのうちの3番目。4番目の子が手足口病になって、その後この子もきのうから高熱が出て受診しました。最初は新型コロナかなと思ったんですけど」 受診した保護者:「新型コロナの心配もしつつ、ちょっと原因がわからなかったので受診した。きのうの夕方に熱が上がったので、きのうのうちに受診したかったんですけど、病院が混んでいてきょう朝一番でお願いした」 新型コロナに加え手足口病の流行が小児科の医療現場を直撃しているのです。 おたるこどもクリニック 飯田 純哉 院長:「手足口病、RSウイルス、新型コロナが一緒になってきてしまっている印象です」 こちらの小児科では患者同士の接触を避けるため、個室での診察や駐車場でPCR検査を行うなどして院内感染防止に努めていますが、気が抜けない状況です。 ぎりぎりの診療体制が続きます。
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