2022/4/20

処分撤回を求めて(531)  

Ⅴ日の丸・君が代関連ニュース

 

東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載・拡散歓迎。重複はご容赦を。)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤徹です。

 ◆ 「君が代」五次訴訟第4回・5回弁論の傍聴・支援を!

 原告15名の大型訴訟の第4回・5回弁論が行なわれます。
 10・23通達(2003年)から18年6月。粘り強く闘われている「日の丸・君が代」強制反対の裁判に絶大なご支援を! 都教委の命令と処分の教育支配を変え、学校に自由と人権を取り戻そう!

 ★ 東京「君が代」裁判5次訴訟・第4回口頭弁論
   (東京地裁民事36部。卒入学式及び再処分処分取消等請求事件。原告15名)
 4月28日(木)東京地裁709号(定員42名→入廷者数21名・先着順)
   15時30分 傍聴希望者集合(裁判所前で案内あり)
   16時 開廷(17時までの予定)
 

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2022/4/20

明けない夜はない(121)<下斗米講演会の報告> 

 Ⅴ日の丸・君が代関連ニュース

 


<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。

 本日(4月18日)「ウク平連」主催の▲ <下斗米伸夫氏講演会>が開かれた。
 どれだけの人が集まるか心配であったが、28人が集まり、ウクライナ戦争をどう見るかに対する関心の高さを実感した。

 下斗米氏は、第二次大戦前のロシアとウクライナの民族・宗教・政治を含む極めて複雑な歴史と、第二次大戦後の冷戦・ソ連崩壊と現在にいたるまでのやはり民族・宗教・政治を含む複雑な歴史について、パワーポイントを駆使し、説明してくれた。

 それをとてもここでは紹介することはできないので、配付された詳しいレジュメの大きな六つの項目を紹介しておく。

I、ソ連崩壊での8月クーデター(主権をめぐる新連邦条約)

Ⅱ、ブダペシュト・覚書(1994)からNATO東方拡大まで
 

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2022/4/20

大阪の「ステップアップ研修」は、「分限免職や依願退職に導く研修」なのか 

 

ⅩⅢこども危機

 

 ◆ N先生を分限免職にさせないため、お力をお貸しください

 大阪市立U小学校N先生は、2020年3月、大阪市教育委員会により「指導が不適切な教員」として認定され、同年4月からのステップアップ研修(指導改善研修)を命じられました。現在もステップアップ研修受講中です。
 この認定と研修命令は、大阪市教委が、校長の意見だけを取り上げ、職場同僚教職員の反対の声を無視して行った不当なものでした。

 ステップアップ研修は、指導が不適切と認定された人が職場から離されて教育センターで受ける研修です。
 4か月の研修結果を判定し、改善していないとされれば、1年を限度に延長、1年で指導改善が認められなければ分限免職とする制度です。2006年の教育基本法改悪を受けて法律で義務付けられました。
 大阪市では、義務付け前の2004年から実施され、以降、2021年度末までに56人が指導不適切教員と認定され、職場に戻った人は10人、分限免職6人
 

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2022/4/20

<検定情報2> 報道されていない執筆者たちの粘り腰(その1) 

 

 ⅩⅢこども危機

 

  <検定情報2>
 ◆ 報道で無視された第一学習社の「強制連行」記述改変圧力への再度の抵抗

   皆さま     高嶋伸欣です
   長文です。時間のある時にお読みください

1 3月末に公表された検定結果の報道では、各紙とも昨年来焦点となっていた「従軍慰安婦」「強制連行」等の記述について、”政府見解”通りの記述が事実上押し付けられたとして、報道紙面だけでなく社説でも”看過できない!”としきりに指摘しています。
 確かに、教育内容への政治的介入を許し、そのお先棒を担いでいる文科省を批判している点は、報道機関として妥当です。

2 けれども、この問題は昨年夏の「訂正申請」強要事件の再現です。すでに昨年夏から秋にかけての段階でこれらの問題点を、各紙は指摘していました。
 それなのに、文科省にはそうした批判を馬耳東風と聞き流されたことになります。
 私には、文科省・教科書課に報道姿勢の弱さを見透かされたのだと思えます。
 なぜなら、今回もそうした弱さ、報道の甘さがくりかえされているからです。
 

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