2022/4/18
「クビ切り」の事前通告、しかし実行に手続上の不備が明るみに
Ⅴ日の丸・君が代関連ニュース
=元東京都立高校教員 川村佐和さん=
◆ 再任用打ち切りは「君が代」不起立に対する制裁ですか?(『週刊金曜日』)
永尾俊彦・ルポライター
コロナ禍での3回目となる東京都立学校の卒業式では、今年も教職員に起立の職務命令を出し、CDで「君が代」を流した。これら都教委のやり方に抵抗していた教員が今春、説明なく再任用打ち切りとなった。
◆ 「教室で生徒と語り合いたい」
「再任用不合格」
今年1月19日、東京都立高校で国語を教えていた川村佐和さん(63歳)は、校長からこう告げられた。その理由は説明されなかった。
川村さんは、東京都教育委員会(都教委)が卒業式などで「君が代」の起立斉唱を校長に職務命令を出させてまで教職員に強制するのはおかしいと、これまで3回起立せず、毎回戒告処分を受けていた。
そんな川村さんは「生徒が大好き」。定年退職後も5年間働ける再任用を希望し、その後も非常勤・講師として勤めたいと考え、2019年1月に再任用された。
ステレオタイプの助長につながる日経新聞の全面広告にUN Womenが抗議
Ⅶ人権
◆ 国連女性機関が『月曜日のたわわ』全面広告に抗議。
~「外の世界からの目を意識して」と日本事務所長 (ハフポスト日本版)
【金春喜 / ハフポスト日本版 ニュースエディター】
漫画『月曜日のたわわ』の宣伝のため、性的に描いた女子高生のイラストを日本経済新聞が朝刊の全面広告に掲載した問題で、UN Women(国連女性機関)の本部(米・ニューヨーク)が日経新聞に抗議していたことが4月15日、ハフポスト日本版の取材で分かった。
UN Women は11日付けで日経新聞の経営幹部に対し、今回の全面広告を「容認できない」と抗議する書面を送付。対外的な公式の説明や、広告の掲載の可否を決めるプロセスの見直しなどを求めた。
ハフポスト日本版はUN Women 日本事務所の石川雅恵所長にインタビューし、問題点や改善策などを尋ねた。
2022/4/18
さようなら原発、さようなら戦争、4.16首都圏集会
ⅩⅤフクシマ原発震災
▼ 原発も戦争もなくそう!
~「4.16さようなら原発首都圏集会」開かれる
4月16日、13:30に「さようなら原発首都圏集会」が東京の亀戸中央公園で開催された。
福島原発事故から11年、世界に類のない巨大事故は、未だに廃炉の行方も見えない。国と東京電力は、ALPUS汚染水の海洋放出を強引に進めている。再び福島の海を汚そうとする。
事故の教訓と反省を生かすことなく、政府は新たなエネルギー基本計画を策定し、30年までに電源構成に占める20~22%を原発で補おうとする。それは30基の原発を再稼働が前提になっている。
さらに破たんしている核燃料サイクルの延命を図ろうと強引に進める。
福島原発事故から廃炉の時代を迎え、世論も強く求めている。今こそ「さようなら原発」の声を上げ、脱原発のうねりをつくりあげましょう! (報告=宮川敏一)
2022/4/18
諫早湾干拓事業がもたらしたもの。福岡高裁、漁業者を切り捨てる「忖度判決」
Ⅹ平和
◆ 堤防閉門25年後の有明海
赤潮とアオコ大量発生の海に (週刊新社会)
◆ 諌早湾から汚れた水
有明海の中央西部にある諌早湾の潮受け堤防を締切ってから、この4月14日で25年が経つ。
干拓事業の計画段階から指摘されてきた海況悪化は、現実のものとして今日に至っている。
締め切られた諫早湾内の調整池(26ha)の水は、どす黒く変色した。
調整池内は慢性の赤潮とアオコの大量発生、アオコが分泌する肝臓毒のミクロシスチンで汚染される。
調整池は常時上流部の河川からの水を溜め込み、一定水位になる毎に有明海に放出される。
汚れた水は有明海を漂い、伝えられて来た様に魚介類へのダメージを与え続けてきた。
それまでの諌早湾は別名で「泉水海」とも呼ばれ、有明海を浄化させる腎臓機能でもあり、「子宮」でもあった。
有明海と、外海に育つ魚介類の産卵地であったことから海の子宮なのだ。
2022/4/18
大阪カジノの是非を問う住民投票をもとめる直接請求署名運動
Ⅹ平和
◎ 「反対」から「中止」へ ストップ・夢洲カジノ!
カジノの是非は府民が決める 住民投票をもとめる会
https://vosaka.net/
一度もカジノIRについて争点にならないまま選挙が行われ、
「カジノ・IR計画案」が3月24日大阪府議会で3月29日に大阪市議会で可決。
申請期限の4月28日までには国への認定申請がおこなわれます。
しかし府市民の多くはこの計画案に不安を持っています。
★ 2分間映像「大阪カジノ 絶対コケる4つのポイント」
2022/4/18
路上生活は「お気楽」という偏見
ⅩⅡ格差社会
《月刊救援から》
◆ 刑務所花子放浪記⑥
「ルポ西成」の著者國友公司が、配信番組ABEMAテレビで自分も二ヶ月路上生活体験してみたという立場での発言が、ホームレス問題を軽んじてる内容でした。
新宿は都庁やその近辺での炊き出しがあります。國友はその都庁近くで路上生活していました。
番組では、炊き出しで弁当をたびたびもらえて、通行人でも食べ物をくれる人がいて、たらふく食べてホームレスは気楽といった発言をしていました。
確かに炊き出し会場の近くに住んでいればすぐにありつけるし、ホームレス仲間も食べ物を分けてくれたり、シェアしたりといったことが、仲間意識が湧いていたり、顔見知りになってくればあります。
でも、ホームレスみんなが炊き出し会場近くに住んでるわけではないのです。
距離のある人は電車賃がかかるし、お金がなくて遠方から歩いてくる人もいます。