仙台・青葉区新川:民間の管理者による「専用水道」、50世帯余りが暮らす団地
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宮城 福島 震度6強
3月の地震で断水 仙台の団地 約3週間ぶり全世帯で水道水供給
先月の地震の影響で断水が続いていた仙台市の団地では4日、およそ3週間ぶりにすべての世帯で水道水が供給されるようになり住民から喜びの声が聞かれました。
仙台市青葉区新川にある50世帯余りが暮らす団地は民間の管理者による「専用水道」で水が供給されていて、先月16日の地震で水道管が被害を受け、およそ3週間にわたって断水が続いていました。
水道管の修理や水質検査などの復旧作業が終わり、4日から水道水が飲み水として使えるようになり、およそ3週間ぶりに断水が解消したということです。
断水のあいだ団地の住民は地区の集会所に設置された給水場で給水をして生活してきました。
60代の男性はトイレに行く回数を減らしたり、入浴も5日に1回にしたりして節水してきたということです。
この男性は水道の復旧について「水のありがたみを改めて感じた。最近は水のことだけを考えて生活してきて、精神的にも疲れたので断水が解消して本当によかった」と話していました。
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3/28 (月) 11:45
地震の影響で断水が続く仙台・青葉区新川の団地 早ければ4月5日に断水が解消
16日の地震の影響で続いていた、仙台市青葉区新川の団地の断水は、早ければ4月5日にも解消する見通しになりました。
青葉区新川の団地では、地震の影響で水道管が破損し、52世帯で断水が続いています。
水道管は民間の事業者が管理していますが、資金不足から復旧工事が進まず、27日、住民約30人と事業者との話し合いが非公開で行われました。
事業者側は、水道の修理にかかる費用約70万円を全額負担して、早ければ28日にも工事を発注する見通しを示したということです。
ハイランド自治会早阪恵津朗会長「一応めどが立って、いつごろから水が飲めるという形がとれましたので、その辺は皆さん納得していただいていて、ある程度喜んでいただいたかなっていう形で思っています」
工事が順調に進めば、断水は4月5日にも解消する見込みです。