ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-
2022年03月14日19時54分時事通信
航空機撃墜、ロシアの責任追及 豪・オランダ、国際機関に法的措置
オーストラリア政府は14日、2014年にマレーシア航空機がウクライナ上空で撃墜され、豪州関係者38人を含む乗客乗員298人が死亡した事件(※)で、ロシアの責任を追及するため、オランダと共同で国際民間航空機関(ICAO)を通じた法的措置に着手したと発表した。ウクライナに侵攻したロシアに対する圧力を強める狙いもあるとみられ、豪州政府は「(国際法違反の)責任を問う取り組みを継続する必要がある」と主張した。
※マレーシア航空17便撃墜事件(マレーシアこうくう17びんげきついじけん)は、2014年7月17日にマレーシア航空の定期旅客便がウクライナ東部上空を飛行中に撃墜され、乗客283人と乗組員15人の全員が死亡した事件である。