＜転送歓迎＞（重複ご容赦）・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ＭＬ」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
自民党は昨年１１月、それまでの「憲法改正推進本部」を「憲法改正実現本部」に改め、この２月から５月の大型連休まで、すべての都道府県で対話集会開催を目指すことになった。
そして２月６日に岐阜で地方議員４０人を集め第一回の対話集会を開いた。
そうした中、「９条変えるな！杉並市民アクション」では、本日（２月２７日）▲ ＜憲法を守る２・２７杉並市民集会＞を開催した。キャッチコピーは、「憲法改悪を止める主役はあなたです」。
会場参加者は５８名、YouTube視聴者は６６名だった。（計１２４名）
集会には、憲法審査会の委員になっている３人の議員が来てくれた。
① 共産党の山添拓議員（衆）は、ウクライナへのロシアの侵略を批判し、次のように述べた。
この問題を利用しアベ元首相は「核のシェアリング」などと言っている。
また「敵基地攻撃論」では「空爆も可能」などとも言われるようになった。
憲法審査会が動き出し、「オンライン国会」なども論議されたりしているが９条改憲を進めるための論議だ。今こそ野党共闘が重要だ。
② 社民党の福島みずほ議員（参）は、次のように述べた。
コロナ感染が広がっている中、改憲をする場合じゃない。
困窮者が多数出ている。それなのに公立病院を閉めようとしている。
いまは憲法を生かすことこそ重要だ。
ウクライナ侵攻は国際法違反だ。「戦争反対！」の声をあげよう。
日本でも人権の制約が強まっている。
「９条は無力」といい、戦争する国にしようとしている、
憲法を変えさせてはならない。彼らのターゲットは「緊急事態条項」と「９条改憲」だ。
２０１５年の「戦争法」など、
彼等は憲法違反のことばかりやっきた。
今、南西諸島の基地拡大を進めている。
改憲の危機は今が一番危ない。
彼等は、参院で勝利すれば「黄金の３年間になる」と言っている。
われわれにとっては「地獄の３年間」になる。
今こそ分断ではなく連帯を。
③ 立憲民主党の吉田はるみ議員（衆）は次のように述べた。
「憲法審査会」は数の暴力のようだ。ヤジも酷い。
抜けたら「仕事をしていない」と言う。
これまで３回開かれ、３回目でようやく発言。
第５３条の「出席」の件で「オンライン」が出てきた。
もっともらしいが、憲法をすら守らない人が、憲法を論議する資格はない。
コロナで必要な時に憲法で定められた臨時国会を開かなかった。
これこそが国会議員の仕事だろう。
命がかかっている時に国会を開かない。
このように憲法違反が疑われることを審議することが「審査会」の責務ではないか。
「ウクライナの危機」により、９条がトレンドになった。
国会周辺では右翼が「９条変えろ」「核武装しろ」と叫んでいる。
今こそ野党は手を携えていかなければならない。
杉並から全国に波及させよう。
またこの集会には、
④ 許すな！憲法改悪・市民連絡会の菱山南帆子さんが来てくれ、以下のようなことを述べた。
自民党の古川議員は「司法試験以来憲法を使ったことが無い」と述べた。
船田議員は「今の憲法には違反が横行している。変えたほうがいい」と述べた。
こうした人たちには憲法を変える資格はない。
憲法審査会を開かせたことは我々の力不足だった。
自分は今の憲法を使いまくっている。
憲法を変えている場合じゃない。権利は行使してこそ生かされる。
やらなきゃ奪われる。２５条の実践もそう。命がかかっている。
今の危機を利用して改憲をやろうとしている。
７月の参院選で３分の２を取らせない闘いを。
彼等は黄金の３年間というが、我々は暗黒の３年間だ。
ここでふんばらなければ大変だ。
この３年間、コロナ禍もあり運動が委縮してきた。
打破しなければならない。
５月３日までの改憲反対署名に取り組もう。
杉並は野党共闘のモデル事業だ。キラキラしている。
質疑の中では、「憲法だけは今変えたほうがいいと言われたが、どうしたらいいだろうか」という声が出された。
これに対して、３人の国会議員は共通して、憲法が生活といかに密接につながっているか、例えば生活保護はお願いではなく、憲法で保障されている権利であることなど、実際状況に応じて具体的に説明することが大事だ、と話された。
だから、菱山さんは、自分の活動上、「自分は今の憲法を使いまくっている」と述べたのだった。
今回の集会は、今年の杉並における改憲反対運動を、大きく発展させるための第一歩の集会だった。
一時は、コロナ感染で開催が危ぶまれたが、改憲に対する危機感がそれを上回り成功させることができた。
「憲法をすら守らない人が、憲法を論議する資格はない。」
全国の皆さん、改憲反対に「主役」として立ち上がりましょう。
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【僕、国歌歌わないもん】（石原慎太郎）
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