あなたも、自由の女神に!
STOP パルコ閉鎖!
千葉県の持続不可能な開発 JR津田沼駅南北、JR幕張本郷駅西、
京葉線沿線&南船橋駅南口
再開発に反対します。
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2/28(月) 20:39千葉日報オンライン
津田沼パルコに「自由の女神像」が“復活” 1977年開業時のシンボル 1年後の閉店まで展示へ
閉店まで28日で残り1年を迎える津田沼パルコ(船橋市)に、1977年の開業当時の象徴だった「自由の女神像」が“復活”登場した。屋上に数年間存在したその姿をほうふつとさせるレゴブロック製。客や地元住民との思い出を共有したい同店が、本家米ニューヨークの自由の女神像を再現した作品を借りた。1階の入り口にお目見えし、最終営業日まで展示予定だ。
閉店まで1年となった津田沼パルコ内に、レゴブロックで“復活”した自由の女神像。開業当時の実物は屋上にあった=27日、船橋市
“復活”した女神像は、台座を含めて高さ1メートルほど。傍らに地元住民が撮影していた45年前の開業時の貴重な実物の写真を並べた。「ビアガーデンのシンボルとして屋上に巨大な自由の女神像がありました。国鉄(津田沼駅)側から後ろ姿が見え、街の人々に津田沼パルコ開業を華やかに印象付け、強烈なインパクトを残したようです」との解説も付けた。
一定以上の年齢の人の記憶に残り、近隣店主も「子どものころ、あれが本物の自由の女神像だと思っていた」と懐かしそう。詳しい記録が残っていないため、なぜ女神像だったのかや、明確な撤去時期は不明。
船橋市郷土資料館によると、屋上に女神像がある津田沼パルコの写真は、複数の地元写真愛好家らが撮影。同館がデジタル保存している77年7月の開業直後の写真には「PARCO OPENING SALE」の看板と一緒に、トーチを掲げる姿が写る。80年撮影の写真でも確認できる。
展示場所はB館1階。隣に同ブロック製の「パルコアラ」も並んでいる。開業45周年と重なる閉店までの1年間は、スタッフが自由の女神像をデザインした缶バッジも着けるという。
JR津田沼駅北口の中核商業施設で習志野市にもまたがる同店。賃貸借契約で入居しており、建物を含む跡地の行方は2月の船橋市議会でも議員が質問。市は、地権者からは現状「未定と聞いている」と説明した。
地元商店街からは「夜間の照明や駅移動経路の役割も担う施設。スタッフが雪かきもしてくれ、街の安心の面でもパルコは大事だった」との声が出ている。
屋上に「自由の女神像」が立つ1977年7月当時の津田沼パルコ。国鉄津田沼駅(現JR)北口。左側に「PARCO OPENING SALE」の看板がある=船橋市郷土資料館提供、小島明氏撮影