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■3/1(火) 1:57朝日新聞デジタル

 

ウクライナ大使「生きのびなければ、次に民主主義が陥落」国連で発言

米ニューヨークの国連本部で27日、安全保障理事会の会合に出席したウクライナのキスリツァ国連大使=ロイター


 ウクライナ情勢についての国連総会緊急特別会合で、ウクライナのキスリツァ国連大使は、ロシア軍の即時完全無条件撤退を改めて要求した。また、「もしウクライナが生きのびなければ、その次に民主主義が陥落しても驚きではない」と語り、ロシアを非難する決議案に賛成票を投じるよう呼びかけた。

 一方、直後に演説したロシアのネベンジャ大使は、ロシアの攻撃を「国連憲章51条(自衛権)の活用だ」と説明。「ロシアが敵対行為を始めたのではない。ウクライナが自国の市民、(ウクライナ東部)ドンバスの市民らに対して敵対行為を始めた。ロシアはそれを終わらせることをめざしている」と正当化した。

 会合ではこの後も、約100カ国の代表の演説が予定されている。

朝日新聞社

 

 

 

■国連総会緊急特別会合が開幕[00:05(ニューヨーク28日10:05)]

 

 ウクライナ情勢についての国連総会緊急特別会合が28日午前10時(日本時間3月1日午前0時)、開幕した。安全保障理事会が、ロシアの拒否権によって意見を一致させられないことを理由に、27日に決議案を採択して要請していた。

 安保理の求めによって緊急特別会合開催が開かれるのは40年ぶり。会合では、グテーレス国連事務総長のほか、各国の代表が数日間にわたって発言し、最終的にロシアを非難する趣旨の決議案を採択する見通し。何カ国が決議案に賛成するかが焦点となる。

 

 

 

■3/1(火) 0:21共同通信

国連総会、対ロで緊急特別会合 安保理40年ぶり要請

 【ニューヨーク共同】国連総会(193カ国)は28日、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り緊急特別会合を開いた。数日続く見通しで、ロシア非難の声が相次ぐとみられる。緊急特別会合は11回目。安全保障理事会の要請で開かれるのは、イスラエルによるゴラン高原併合を議論した1982年以来40年ぶり。

 会合でグテレス事務総長は流血の事態を終わらせるよう求め、ロシアのプーチン大統領による核部隊の戦闘警戒態勢命令を「核兵器の使用を正当化できるものは何もない」と批判した。

 安保理は25日、ロシアを非難する米国主導の決議案を採決したがロシアが常任理事国の持つ拒否権を使い否決した。

 

国連総会の本会議の議場=2021年9月(国連提供・共同)