ウクライナへのサイバー攻撃に関するEUの声明
Brussels, 14/01/2022 - 22:46, UNIQUE ID: 220114_16
Statements on behalf of the EU
EU News 7/2022
<日本語仮訳>
ジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は、EUを代表して以下の声明を発表した。
「EUは、14日にウクライナに対してサイバー攻撃が行われたことを強く非難する。
ウクライナ政府のウェブサイトに対する今回のサイバー攻撃は容認できない。このような行為はウクライナの不安定化とディスインフォメーション(虚偽情報)の拡散を目的としており、既に緊迫している状況のさらなる悪化の一因となりうる。
ウクライナは、自身のサイバーレジリエンスの強化により、この攻撃に素早くかつ果断に対応した。
EUとその加盟国はウクライナと連絡を取っており、今般の攻撃の被害を修復するための追加的で直接的な技術支援や、ハイブリッド(複合的)脅威やサイバー脅威に対する同国のレジリエンスをさらに高める措置を含む、不安定化を目指すような行為に対する防備に向けたさらなる支援を提供する用意がある。
われわれは、ウクライナの主権と国際的に認められている国境内における同国の領土の一体性に対する明確な支持を再確認する」