1999年法律第百六十六号独立行政法人大学入試センター法は、憲法と国際人権規約違反

 

独立行政法人大学入試センター

 

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大学入学共通テスト2日目 警備強化で実施 津波情報で中止も

 

「大学入学共通テスト」は16日、一時、出されていた津波警報の影響で試験が中止された岩手県の1つの会場を除き、2日目の試験が行われています。
また、15日、東京大学の門の前で受験生など3人が切りつけられた事件を受け、全国の会場では警備体制を強化して対応しています。

切りつけ事件で警備強化 感染対策も

およそ53万人が出願している大学入学共通テストは、15日と16日の2日間の日程で本試験が実施され、2日目の16日は理科と数学の試験が行われます。

共通テストを実施する大学入試センターによりますと、津波警報が出されていた影響で岩手県宮古市の会場で、16日の試験が中止されましたが、そのほかの676の会場で試験が実施されています。

15日、東京・文京区の東京大学の門の前で受験生など3人が切りつけられる事件があったことから、東京大学では16日は正門付近に警察官2人が立ち警察車両も控える中、スタッフが受験票の提示を求めていました。

事件をうけ全国の会場で警備体制を強化していて、東京・目黒区の東京工業大学でも、正門近くに警察が常駐したり、警備員が学内を巡回したりして対応していました。

会場内では受験生の席の間隔をあけるなど感染対策が徹底されていて、午前9時半から試験が行われています。

高校3年の女子生徒は、「15日は特に国語が難しかったです。会場は換気がしっかりしていて席の間隔も離れていたので安心しましたが、帰りの電車が混雑していたので感染が少し怖かったです。2日目も冷静に頑張りたいです」と話していました。

【岩手県】1会場で中止 再試験を実施へ

岩手県宮古市にある「岩手県立大学宮古短期大学部」では、一時発表されていた津波警報でJRや三陸鉄道が列車の運転を見合わせていることなどから、16日の試験を取りやめました。

会場では、試験の中止を知らせる紙が張り出され、会場で中止を知って、迎えの車を待つ受験生の姿が見られました。

学校によりますと、多いときは受験生20人ほどがいたということです。

この会場で15日と16日に行われる本試験の受験者は195人で、今月30日に再試験が行われるということです。

大学入学共通テストを担当する岩手県立大学宮古短期大学部狩野徹実施本部長は「津波がいつ発生するか分からない中、万全でない状態で試験を実施するべきではないと判断し、中止を決定しました。受験生の不利にはならないよう会場側も万全の準備をしますので、安心して臨んでもらえたらと思います」と話していました。

【千葉県】1会場 開始時間を繰り下げ

千葉県東金市の城西国際大学では、津波注意報に伴うJRの運転見合わせなどの影響で16日に行われる2日目の試験時間を1時間、繰り下げて、実施しています。

このため、1科目目の開始時間は午前10時半からとなりました。