この男の暴走を止める

 

ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は、森林破壊面積を年間20%上昇させたうえ、先住民の人々に対する非道な暴力を放置し、たった一人で大規模な環境破壊を押し進めてきました。しかし大統領の責任を追求する方法は、あります。国際刑事裁判所(ICC)は、大統領を起訴できるのです – ただしそのためには、ICC検察官が捜査・訴追に踏み切る必要があります。熱帯雨林とそこに暮らす人々の保護を求めるキャンペーンにご参加ください。世界中からたくさんのご署名が集まり次第、ICCに直接提出します!

 

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皆さま

たった一人の男が大規模な環境破壊を押し進めています。ブラジルのボルソナロ大統領です。

大統領は、先住民地区での違法な資源採掘や林業を放置しているうえ、環境保護法の成立を妨害。いまやアマゾン熱帯雨林の破壊面積は年間20%以上も上昇し、日あたりサッカー場3,000面分が失われているのです!

それでも大統領は、罪を問われることはないとたかを括っています。しかし責任を取らせる方法があります。アマゾン熱帯雨林とその守り手たちに対する攻撃を行なった疑いでボルソナロ大統領を起訴するよう、勇猛果敢な弁護団が国際刑事裁判所(ICC)に求めているのです。起訴手続きを開始するかどうかは、ICC検察官のカリム・カーン氏の決断にかかっています。

徹底して正義を追求することで知られるカーン氏ですが、ボルソナロ大統領を法廷に出頭させるには格段の勇気が必要です。だからこそ、行動を起こすよう地球の至るところから声を大にしてカーン氏に求めていきましょう。多数のご署名が集まり次第、ICC検察局に直接提出します。

クリックし、アマゾン熱帯雨林の保護を求める

ボルソナロ大統領就任前まで森林伐採は減少傾向にありましたが、就任後、過去15年間最悪のペースで森林破壊が進んでいます。ルソナロ大統領がその権限を利用し、伐採業者や農家、犯罪組織による土地開発を奨励してきたせいで、先住民族の人々は、「大量虐殺」と呼ぶほどの残酷な暴力にさらされているのです。

これは、私たち全員の生存にかかわる問題です。森林火災や伐採、気候変動が原因で、アマゾン熱帯雨林は極限まで追い詰められているのです。アマゾンの一部では、吸収量を上回る量の二酸化炭素(CO2)が排出されています。このままでは熱帯雨林の生態系は崩壊し、球に壊滅的な影響がもたらされることになると、科学者たちは懸念しています。

信じられないことですが、大規模な環境や生態系の破壊(エコサイド)に対する国際法は存在しません。ただしICCは、「人道に対する罪」の責任を追及します。これには、ボルソナロ大統領に対する責任追及以上の意義があります。ICC検察官が捜査開始を決定した場合、それは歴史的な先例となります。環境にかかわる犯罪を犯した者が罰せられない現状に終止符を打つべく、世界を動かす一歩となるのです。またこれにより、自然破壊に対する法律の制定に向け、前進することもできるはずです。

ボルソナロ大統領に対する捜査開始のため必要な全ての措置を講じるよう、ICC検察官に求めるキャンペーンにご署名ください。私たちが、森と森に暮らす人々、そして人類の未来のための声となりましょう。

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私たち、Avaazムーブメントは何度も力を合わせ、気候変動と闘い続けてきました。また広大な海域を保護区に指定する決定を後押ししたうえ、世界中の先住民族の人々と手を取り合い、貴重な生態系の保護に取り組んできました。今再び、人々の力、そして法の力を合わせ、地球上でもっとも大切な森のひとつ、アマゾン熱帯雨林が守られるよう、取り組んでいきましょう。

希望と決意を胸に

アナ・パウラ、ディエゴ、アネカ、ジョン、ニック、クリスティン、ステファニー、ルイス、バート、ならびにAvaazチーム一同


国際刑事裁判所カリム A.A. カーン検察官、ならびにローマ規程加盟国政府:

カーン検察官、私たち世界中の市民は、アマゾン熱帯雨林とそこに暮らす先住民族の人々に対する政策をめぐり、「人道に対する罪」の容疑で、ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領への捜査開始のために必要な全ての措置を講じるようお願い申し上げます。また広範囲にわたる、もしくは長期にわたる環境への深刻な被害について、それがエコサイドという犯罪として認識され、国際法のもと適切に起訴されるよう、ICCローマ規程加盟国政府に求めます。