有権者には理解されない
10月18日に突然不出馬会見を行った秋元司
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10/28(木) 7:32現代ビジネス
自民党・萩生田光一がブチ切れた! 衆院選「東京15区」で起きたヤバすぎる現実
有権者には理解されない
10月18日に突然不出馬会見を行った秋元司
また、前回まで東京15区で自民党公認として柿沢と3度戦った秋元司も首をかしげる。
「正直言って今までの彼のとってきた言動からすると、我が党もなぜ彼を今回推薦したのか甚だ疑問が残る。東京都連も受け入れなかった方を党本部がいきなり推薦という形としておろしてきたのか。これまで自民党本部は筋の通らないことはしてこなかったが、今回はそれが著しく崩れた。なぜそんなことになったのか」
秋元は無所属でも立候補する意思を表明していたが、公示前日に突如立候補を取りやめた。
「萩生田さんが説得したようです。これで都連は今村で一本化した。都連は柿沢を応援しないよう締め付けをしています」(前出・都連関係者)
江東区の自民党区議13人と江東区選出の山崎一輝都議は今村支持。一方、野党系会派の「民政クラブ」では立憲民主党所属の5人が井戸正枝支持、無所属のうち4人は柿沢支持。
「自民党区議でも水面下で柿沢に近づいている議員が数人いるのではないかという疑いがある。さらに公明党も水面下では柿沢支持だという声もあり、柿沢と一緒に公明議員が挨拶回りをしていたという目撃情報も出てきた」(前出・都連関係者)
こうした複雑な構造もあり、結果の読めない選挙戦が続いている。だが、一人しか選ばれない小選挙区制において、同じ政党から推薦を受ける候補者が2人も出ている状況は有権者には理解されないだろう。
自民党内で噴き出す「火種」
演説する萩生田大臣(左は山崎都議)
萩生田は演説でこうも語っている。
「『この選挙が終わったらきっちりけじめつけてやる』。そんな思いでこの戦いを進めているところであります。私は自民党の国会議員でありますが、正すべきは正していく。党内できちっとものを申し上げていく。その姿勢に一点の曇りもありません」
演説終了後に萩生田を直撃すると、「田舎者が選対委員長やっちゃダメなんだよ!」と斬り捨てた。
選挙後、自民党内で吹き出す火種は確実に生まれた。岸田政権の統治能力が問われる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9092049ef5f01f46897107ffcdeff72ab746dbb9?page=3