<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。

 自民党は7月から野党が要求してきた臨時国会を開かず、党利党略を優先させ、9月29日に総裁選を行った。
 総裁選の結果岸田氏が選ばれたが、これまでの自民党の体質をそのまま温存したようなものだった。
 それが暴露され、自民党の支持率が下がるのを恐れ、岸田氏は昨日(10月4日)新内閣を組閣すると同時に、国会審議をまたも避け、「先んずる者人を制す」とばかりに、急遽、▲ 17日に衆院を解散、31日に投開票するとした。

 岸田氏は「特技は人の話をしっかり聞くこと」などと述べていたが、それは全くのウソだった。
 また、岸田氏は、「森友学園」問題について、「さらなる説明をしなければならない課題だ」とも述べていたが、総裁選中に「不要だ」と述べるに至った。


 また、9条を含む改憲について、「自分の自民党総裁期間中に成し遂げたい」と述べている。
 基本的にはアベ・スガ政権と同じである。

 これに対し、この間市民運動と野党の連携がすすみ、9月8日に立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新選組の野党4党と、共闘を支援する「市民連合」が共通政策に合意し、野党共闘への大きな一歩となった。
 合意した共通政策には次のようなものが入っている。

・コロナ禍に乗じた憲法改悪反対
・沖縄・辺野古での米軍新基地建設中止
・消費税減税の実施
・森友・加計・桜などの権力私物化についての真相究明
・日本学術会議の会員候補の任命

 その後、9月30日には、立憲民主党と共産党が党首会談を行い、以下の3点に合意した。

(1)総選挙で自公政権を倒し、新しい政治を実現する。
(2)市民連合と合意した政策を着実に推進する。共産党は閣外協力とする。
(3)候補者を一本化した選挙区では、違いを理解・尊重しながら、勝利を目指す。

 そうして現在、その一本化のために各地で多くの市民たちが各野党に働きかけている。「小異をおいて大同に付け」、と。

 本日(10月5日)「戦争をさせない杉並1000人委員会」は荻窪駅頭で街宣をやった。
 そこで、杉並の区民有志で立ち上げた「政治をかえる8区の会」が10月2日の集会で採択した<東京8区(杉並区ほぼ全域)の野党候補の一本化を目指す緊急区民アピール>を、私たちのビラ(岸田総裁は安倍政権の継承者)の裏面に印刷して配布した。
 そこには次のようなことが書いてある。

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 前回2017年の衆議院選挙(投票率55.26%)は野党候補が乱立したため票が分散、自民+公明の石原伸晃候補が当選しました。
 得票は99,863票でした。
 野党は吉田はるみ候補(立憲民主党)76,283票、
 長内史子候補(日本共産党)22.399票
 円より子候補(無所属、元参議院議員)11.997票でした。
 野党候補の合計は110,679票で石原候補の99,863票を1万票以上も上回りました。・・・・・

 1議席を争う小選挙区は野党が分裂しているかぎり、強力にタッグを組む与党候補には絶対に勝てません。・・・・・・
 8区では吉田はるみ(立憲民主党)、上保まさたけ(日本共産党)辻村ちひろ(れいわ新選組)の三人が立候補を予定しています。
 このままでは、4年前と同じ残念な結果になることはさけられません。
 そのために、まず野党候補の統一、そして多くの区民が政治参加する機会をさらに広げて、さあ一緒に声をあげていきましょう。

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 (詳しくは添付をご覧ください。)

 岸田氏は宮本武蔵の『五輪書』が愛読書のようだが、そこには「はやきはこける」という言葉もある。
 私たちは一歩一歩である。

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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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