三菱電機の検査不正も、人権鎖国政治下の組織風土です。

 

 

 

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2021年10月2日 6時14分


三菱電機 不正の可能性ある2000件余の情報 実態解明続く


三菱電機は1日、一連の検査不正について、調査報告書を公表し、内容が重複しているもの含め、不正の可能性がある情報が延べ2000件余りに上っていることを明らかにしました。さらなる実態の解明に加え、原因とされた閉鎖的な組織風土をいちから見直せるかが問われています。

三菱電機は1日、一連の検査不正などの調査を進めている弁護士などによる調査委員会から報告書を受け取り、組織間に壁があり、閉鎖的な組織の風土が原因になっているなどと指摘を受けました。

報告書には、30年以上不正が続いていた長崎製作所の従業員が、空調装置の検査方法に疑問を感じ、前任者をただしたところ「いままで、これでやってきたんで、このとおりやりなさい」と言われたといった証言も記載されています。

漆間啓社長は1日夜の記者会見で「我々執行役がまず反省し、組織風土の変革をしっかりとやらなければいけない」と述べました。

ただ、調査はまだ終わっておらず、すべての従業員にアンケートなどを行った結果、内容の重複があるものも含め、不正の可能性がある情報は延べ2305件に上っているということです。

また、香川県や広島県の工場の検査不正も調査が続いていて、三菱電機はさらなる実態の解明に加え、原因とされた閉鎖的な組織風土をいちから見直せるかが問われています。