金融庁が機能していない。
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■ 毎日新聞 2021/9/8 12:18(最終更新 9/8 12:39)
みずほ銀行でまたATMトラブル 取引システムの不具合 今年7回目
みずほ銀行は8日、午前9時20分ごろにシステム障害が発生し、全国で最大約100台の現金自動受払機(ATM)が一時停止したと明らかにした。これに伴い、現金がATMに取り込まれる状態が27件起きた。原因は取引システムの部品の不具合と説明しており、午前10時半までに全て復旧した。
みずほ銀のシステム障害は今年7回目。みずほ銀行と親会社のみずほフィナンシャルグループに対しては、金融庁が業務改善命令を出す方向で検査を進めている。
■9/8(水) 20:37時事通信
みずほ、障害止まらず 原因解明途上また失態
みずほ銀行でまた、現金自動預払機(ATM)などが一時利用できなくなるトラブルが発生した。
同行でシステム障害が表面化したのは今年だけで7回目。しかも今回は、8月下旬に起きた障害の原因を解明する途上で障害を繰り返したことになる。止まらない失態に、同行に対する利用者の不安は一段と高まりそうだ。
みずほ銀では、2月末から2週間足らずで4件の障害が発生。6月には再発防止策を発表し、みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長は「二度とこうした事態を起こさない決意」を強調したが、8月下旬に再び2件の障害を引き起こした。
特に8月20日に全店舗窓口で取引が一時停止した障害では、ハード機器の故障に加え、バックアップ機能が働かなかったことで影響が拡大。同行関係者は「原因は複合的」と指摘しており、現在も原因解明の作業が続いている。
今回の障害は約1時間で復旧。ATM27台で現金が取り込まれる事案が発生したが、その場で対応し限定的な影響にとどめるなど、一連の障害の反省から顧客対応では一定の改善もみられた。
しかし、入出金や振り込みなど日常生活を支える重要なインフラで障害が頻発するのは異常な事態。度重なる障害に顧客からは、「みずほを使うのは不安」(50代女性)との声が上がっていた。早期に原因を特定し、安定性を確保できなければ、深刻な顧客離れが進みかねない状況だ。