五輪開幕の7月23日に全国4225人だった新規感染者は、パラ開幕の8月24日には2万1569人。 7月後半に400人だった重症者は、5倍以上の2200人。
オリパラが誤ったメッセージとなり感染爆発、医療崩壊の一因となった。
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9/3(金) 16:29朝日新聞
「オリパラで感染広がった事実ない」田村厚労相 感染は453例
東京五輪の閉会式が行われた国立競技場周辺には多くの人が集まった=2021年8月8日午後8時2分、東京都渋谷区
田村憲久厚生労働相は3日の閣議後会見で、東京五輪・パラリンピックに関連した新型コロナウイルスの感染拡大はなかったとし、「現時点で、海外から来られた渡航者に関連して市中に感染が広がった事実は確認していない」と述べた。
政府が感染者情報を管理する「HER―SYS(ハーシス)」に登録された症例を国立感染症研究所が集計したところ、五輪関連の感染は453例で、このうち海外からの渡航者が147例だった。
選手やコーチらの感染は80例で、76例が海外からの渡航者だった。71例は入国時の検疫や入国後14日以内の診断をしていたが、残りの5例は14日間経過後、宿泊先や競技会場などの大会組織委員会が管轄する特定区域内で感染した可能性があり、感染研は「さらなる調査が必要」としている。国内選手の感染は確認されなかった。
一方、丸川珠代五輪相は、両大会の関係者の感染は822人だと明らかにした。大会組織委員会の資料によると、五輪が547人、パラリンピックが275人で、海外から来た選手や関係者ら249人のうち、2人が入院、重症者はいないという。(下司佳代子)