EU世論調査:EU市民は気候変動を世界が直面する最も深刻な問題と考える

Brussels, 05/07/2021 - 12:00, UNIQUE ID: 210706_1

Press releases

EU News 166/2021

<日本語仮抄訳>

本日公表されたユーロバロメーター(EU世論調査)結果によれば、欧州連合(EU)市民は、気候変動を世界が直面する最も深刻な問題であると考えている。調査対象の10人中9人以上(93%)が気候変動を「深刻」な問題だと考え、10人中8人近く(78%)は「非常に深刻」な問題だと考えている。世界が直面する最も深刻な問題を一つ選択するよう求めたら、4人に1人以上(29%)が気候変動(18%)、自然の荒廃(7%)もしくは汚染による健康被害(4%)と答えた。

政策対応について、欧州市民の10人中9人(90%)は、EUを2050年までに気候中立にするために、温室効果ガス排出を最小限にとどめる一方、残りの排出を相殺する措置を取るべきだとした。欧州市民の10人中9人近く(87%)が再生可能エネルギーの利用を増やすために野心的な目標を設定すべきだと考え、同じく87%の人々はEUがエネルギー効率を高めるための支援を行うことが重要だと答えた。