■ 千葉日報 2021年7月3日 18:23
 

【新型コロナ詳報】千葉県内157人感染、2人死亡 4日連続100人超え 八街でクラスター

 千葉県内で3日、新型コロナウイルスに感染した2人の死亡と、157人の感染が判明した。一日の感染者が100人を上回るのは4日連続。八街市の高齢者施設ではクラスター(感染者集団)が確認された。県内の死者は710人、累計感染者は4万748人に増えた。

 県疾病対策課によると、死亡したのは80代と70代の男性2人。80代男性は、5月下旬に発熱やせきを訴え救急搬送され、6月29日に亡くなった。70代男性は、6月上旬にせき症状が出て入院し、6月30日に死亡した。いずれも基礎疾患があった。

 県は69人の感染も発表。50代男性の症状が重く、ICU(集中治療室)で治療を受けている。

 八街市の高齢者施設「グループホームつくしの里」では、70代男性入居者の感染が判明し、計5人(入居者3人、職員2人)のクラスターと認定された。

 クラスターが発生した木更津市の高齢者施設「グループホームふるさと・木更津」では、施設の検査で陰性だった80代女性職員が喉の痛みを訴え、再検査したところ感染が判明した。同施設の感染者は計6人になった。

 千葉市は30人、柏市は16人、船橋市は15人の感染をそれぞれ発表。船橋市の変異株独自検査では対象の2人とも陽性で、英国株(アルファ株)が1人、インド株(デルタ株)の可能性がある変異が1人だった。

 県内で3日に感染が確認された人の居住地は、千葉市29人▽松戸市16人▽船橋市14人▽柏市13人▽市川市12人▽習志野市9人▽市原市7人▽佐倉市、四街道市が各6人▽八千代市、木更津市が各5人▽浦安市、流山市、成田市が各4人▽印西市、富里市が各3人▽我孫子市、栄町が各2人▽野田市、八街市、袖ケ浦市、香取市、君津市、旭市、鋸南町、長生村、御宿町が各1人▽県外3人、海外1人だった。

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/808189

【新型コロナ詳報】千葉県内149人感染、2人死亡 保育園と接待店のクラスター拡大
2021年7月3日 05:00 | 無料公開
千葉日報 新型コロナ情報
千葉日報 新型コロナ情報
 千葉県内で2日、新型コロナウイルス患者2人の死亡と149人の感染が判明した。1日あたりの感染者数は3日連続で100人を上回った。同日、まん延防止等重点措置の対象地域に加えられた成田市の新規感染者は9人だった。

 県疾病対策課によると、クラスター(感染者集団)が発生している佐倉市立南志津保育園で新たに職員2人の陽性が判明、感染者は計9人に増えた。浦安市の接待飲食店「CLUB TOP'S―Vintage」では新たに従業員1人の陽性が分かり計6人となった。県は6月16~23日の利用客を特定できていないとし、該当者は保健所に連絡するよう呼び掛けている。

 県は91人の感染も発表した。50代男性が重症でECMO(人工肺装置)を装着。20代~50代の4人に肺炎症状が見られる。

 柏市は、12人の感染と80代女性の死亡を発表。6月28日に同居家族の感染が分かり検査を受ける予定だったが、30日に容体が悪化。救急搬送され、間もなく死亡したという。千葉市も29人の感染と70代男性の死亡を発表した。

 船橋市は15人の感染を発表。変異株独自検査では対象になった2人とも陽性で英国株(アルファ株)だった。

 2日に感染が確認された人の居住地は▽千葉市28人▽船橋市、松戸市が各15人▽柏市12人▽市川市、成田市が各9人▽市原市、佐倉市が各7人▽東金市5人▽浦安市、習志野市が各4人▽八千代市、鎌ケ谷市、大網白里市が各3人▽流山市、我孫子市、木更津市、印西市、四街道市、君津市、銚子市、横芝光町、富津市が各2人▽野田市、酒々井町、旭市、芝山町、御宿町が各1人▽県外、国外が各1人だった。

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/807896


【新型コロナ詳報】千葉県内139人感染 死者やクラスターはなし 10代~70代5人に肺炎像
2021年7月1日 19:21 | 無料公開

 千葉県内で1日、10歳未満から80代までの139人の新型コロナウイルス感染が新たに判明した。1日当たりの感染者数は2日連続で100人を上回った。死者や新規クラスター(感染者集団)は確認されていない。

 県は、106人の感染を発表した。10代~70代の5人に肺炎像があり、症状がやや重い。

 21~28日の1週間では、県発表分で10歳未満から90代以上までの12人のインド株(デルタ株)陽性が明らかになった。いずれも海外渡航歴はない。このほか、県外の自治体発表分として県内居住者1人も同じ変異の感染者だったという。

 船橋市は、8人の感染を発表した。7人の感染経路が不明。

 同市の変異株独自検査は対象の4人全員が陽性。英国株(アルファ株)が2人、インド株(デルタ株)の可能性がある変異も2人。

 千葉市は、15人の感染を発表した。このうち、市内居住の70代男性1人の症状がやや重く、医療機関に入院し酸素投与を受けている。

 柏市は、10人の感染を発表した。

 1日に県内で感染が判明した人の居住地は▽松戸市14人▽千葉市13人▽船橋市、市川市が各11人▽柏市、市原市が各10人▽四街道市7人▽浦安市、習志野市、成田市が各6人▽印西市5人▽八千代市4人▽木更津市、袖ケ浦市、君津市、富津市、栄町が各3人▽流山市、我孫子市、旭市、勝浦市、多古町が各2人▽佐倉市、野田市、八街市、富里市、茂原市、東金市、銚子市、南房総市、一宮町、御宿町が各1人▽県外1人だった。
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/807561

 

 

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2021.07.04 02:38 lite-ra

セルビア選手のコロナ陽性も政府は発表せず、TBSの取材で判明! エジプト、ガーナ、スリランカなどの選手・関係者感染も隠蔽

セルビア選手陽性を報じるJNN(TBSNEWSより)


 東京五輪に出場する海外選手団の入国が本格化しているが、政府は五輪関係者のコロナ感染をどうしても公表したくないらしい。

 昨日3日、羽田空港に到着したセルビアの五輪選手が空港検疫で陽性と判定されたが、これはマスコミの報道でわかったもので、政府は丸半日以上も事実を明らかにせず、いまだ自発的な発表をしていないのだ。

この事実が最初に判明したのは、本日未明。TBSが「独自」と銘打って、3日18時30分ごろに羽田空港に到着したセルビアのボート代表チーム5人のうち1人が検疫の抗原検査で陽性と判定されたと報じた。同ニュースでは〈陽性と判定された選手は現在、隔離施設に移動したとみられ、ホストタウンである富山県南砺市には向かっていません〉ということも加えられていた。

 さらに、南砺市の田中幹夫市長が今朝Twitterを更新。〈南砺市で合宿予定だったセルビアボート選手が陽性に。今回セルビアチームは南砺市に入って来ません。応援はしたいと思います〉と投稿。日本テレビもそのあと、田中市長のツイートを紹介するかたちでこの事実を報道し、新情報として、〈セルビアのオリンピック委員会によると、陽性となった選手は「無症状」だったということです〉と伝えた。

しかし、政府からは何も発表はなく、この問題を報じたTBSも日テレも、セルビアのボート選手から陽性者が出たことを「関係者への取材でわかった」と伝えるのみだった。陽性と判定されなかった他の選手らは濃厚接触者と判断されたのか、一体どこへ移動したのか、さらには同じ飛行機に搭乗した乗客に陽性者はいたのか。まったくわからなかった。

 そんななか、ようやく本日11時前後から、厚労省や内閣官房が取材に応えたかたちで「陽性者以外の4人全員も濃厚接触の可能性があるとして一時滞在施設に移動し、濃厚接触調査を受ける」という報道がなされはじめた。

だが、これ、日本に到着してからすでに半日以上が経っているのだ。あまりにも事実の公表が遅すぎるだろう。しかも、共同通信が11時すぎに報じた時点でも〈厚生労働省への取材で分かった〉というものにすぎず、いまだ政府からの自発的な発表はおこなわれた形跡がない。

ウガンダの飛行機同乗者、フランスの関係者、ガーナ、エジプトの選手やコーチの感染も隠蔽
ご存じのとおり、海外選手団の入国をめぐっては、6月19日に成田空港に到着したウガンダ共和国の選手団9人のうち1人がPCR検査で陽性だったことがわかったが、残りの8人はPCR検査も濃厚接触者の調査・判断もしないまま事前合宿地の大阪府泉佐野市へ夜行の貸し切りバスで移動し、その後、移動した泉佐野市で1人が陽性と判明。濃厚接触者の調査もせず、さらには濃厚接触者の判断をどこがおこなうのかを内閣官房と検疫を担う厚労省ですり合わせもできていなかったことが野党合同ヒアリングで露呈するなど、東京五輪への不安はさらに増幅することとなった。

「万全の感染拡大防止対策」という掛け声とは大きく食い違うドタバタを繰り広げたばかりなのだから、来日した選手団から陽性者が出た場合、すみやかにその事実を公表し、どういった対応をとるのかを明確に発表するべきだ。

ところが、「安全安心」と言い張るのであれば当然おこなわれるべき当たり前の対応がとられず、マスコミが関係者取材をもとに報じてから、それを政府が認めるかたちとなったのだ。

 この件ひとつとっても政府の隠蔽体質が表れているが、実際これまでも、政府も組織委も、東京五輪にかんする「不都合な事実」を隠し、追及を受けるまでオープンにしようとしてこなかった。

たとえば、ウガンダ選手団に陽性者が確認された問題では、7月1日になって、じつは選手団と同じ飛行機の一般搭乗者に陽性者が1人見つかっていたことがわかった。これは政府や組織委が強調する「バブル方式」が来日前に弾けていることを示す重要な問題だが、しかし、一般搭乗者に陽性者がいたことは政府や組織委が自ら発表したのではなく、立憲民主党が厚労省に確認した上で明らかにしたものであり、同日の自民党外交部会でも問題になっていたのだ。

さらに、6月28日になって政府は、東京オリパラに関連して来日した選手や関係者の陽性者について、ウガンダ選手団の2人以外にも、2月以降、フランスの大会関係者やエジプトのコーチ、ガーナの選手、スリランカのスタッフ4人の感染が確認されていたこと、そのなかには政府が濃厚接触者の有無を把握できていないケースがあったことが明らかになった。だが、これも政府が自ら公表したのではなく、同日におこなわれた野党合同ヒアリングで、野党側が事前に通告していた質問に対して内閣官房のオリパラ推進本部事務局担当者が答えたものだった。

ウガンダの飛行機同乗者、フランスの関係者、ガーナ、エジプトの選手やコーチの感染も隠蔽
ご存じのとおり、海外選手団の入国をめぐっては、6月19日に成田空港に到着したウガンダ共和国の選手団9人のうち1人がPCR検査で陽性だったことがわかったが、残りの8人はPCR検査も濃厚接触者の調査・判断もしないまま事前合宿地の大阪府泉佐野市へ夜行の貸し切りバスで移動し、その後、移動した泉佐野市で1人が陽性と判明。濃厚接触者の調査もせず、さらには濃厚接触者の判断をどこがおこなうのかを内閣官房と検疫を担う厚労省ですり合わせもできていなかったことが野党合同ヒアリングで露呈するなど、東京五輪への不安はさらに増幅することとなった。

「万全の感染拡大防止対策」という掛け声とは大きく食い違うドタバタを繰り広げたばかりなのだから、来日した選手団から陽性者が出た場合、すみやかにその事実を公表し、どういった対応をとるのかを明確に発表するべきだ。

ところが、「安全安心」と言い張るのであれば当然おこなわれるべき当たり前の対応がとられず、マスコミが関係者取材をもとに報じてから、それを政府が認めるかたちとなったのだ。

 この件ひとつとっても政府の隠蔽体質が表れているが、実際これまでも、政府も組織委も、東京五輪にかんする「不都合な事実」を隠し、追及を受けるまでオープンにしようとしてこなかった。

たとえば、ウガンダ選手団に陽性者が確認された問題では、7月1日になって、じつは選手団と同じ飛行機の一般搭乗者に陽性者が1人見つかっていたことがわかった。これは政府や組織委が強調する「バブル方式」が来日前に弾けていることを示す重要な問題だが、しかし、一般搭乗者に陽性者がいたことは政府や組織委が自ら発表したのではなく、立憲民主党が厚労省に確認した上で明らかにしたものであり、同日の自民党外交部会でも問題になっていたのだ。

さらに、6月28日になって政府は、東京オリパラに関連して来日した選手や関係者の陽性者について、ウガンダ選手団の2人以外にも、2月以降、フランスの大会関係者やエジプトのコーチ、ガーナの選手、スリランカのスタッフ4人の感染が確認されていたこと、そのなかには政府が濃厚接触者の有無を把握できていないケースがあったことが明らかになった。だが、これも政府が自ら公表したのではなく、同日におこなわれた野党合同ヒアリングで、野党側が事前に通告していた質問に対して内閣官房のオリパラ推進本部事務局担当者が答えたものだった。


ウガンダの飛行機同乗者、フランスの関係者、ガーナ、エジプトの選手やコーチの感染も隠蔽
ご存じのとおり、海外選手団の入国をめぐっては、6月19日に成田空港に到着したウガンダ共和国の選手団9人のうち1人がPCR検査で陽性だったことがわかったが、残りの8人はPCR検査も濃厚接触者の調査・判断もしないまま事前合宿地の大阪府泉佐野市へ夜行の貸し切りバスで移動し、その後、移動した泉佐野市で1人が陽性と判明。濃厚接触者の調査もせず、さらには濃厚接触者の判断をどこがおこなうのかを内閣官房と検疫を担う厚労省ですり合わせもできていなかったことが野党合同ヒアリングで露呈するなど、東京五輪への不安はさらに増幅することとなった。

「万全の感染拡大防止対策」という掛け声とは大きく食い違うドタバタを繰り広げたばかりなのだから、来日した選手団から陽性者が出た場合、すみやかにその事実を公表し、どういった対応をとるのかを明確に発表するべきだ。

ところが、「安全安心」と言い張るのであれば当然おこなわれるべき当たり前の対応がとられず、マスコミが関係者取材をもとに報じてから、それを政府が認めるかたちとなったのだ。

 この件ひとつとっても政府の隠蔽体質が表れているが、実際これまでも、政府も組織委も、東京五輪にかんする「不都合な事実」を隠し、追及を受けるまでオープンにしようとしてこなかった。

たとえば、ウガンダ選手団に陽性者が確認された問題では、7月1日になって、じつは選手団と同じ飛行機の一般搭乗者に陽性者が1人見つかっていたことがわかった。これは政府や組織委が強調する「バブル方式」が来日前に弾けていることを示す重要な問題だが、しかし、一般搭乗者に陽性者がいたことは政府や組織委が自ら発表したのではなく、立憲民主党が厚労省に確認した上で明らかにしたものであり、同日の自民党外交部会でも問題になっていたのだ。

さらに、6月28日になって政府は、東京オリパラに関連して来日した選手や関係者の陽性者について、ウガンダ選手団の2人以外にも、2月以降、フランスの大会関係者やエジプトのコーチ、ガーナの選手、スリランカのスタッフ4人の感染が確認されていたこと、そのなかには政府が濃厚接触者の有無を把握できていないケースがあったことが明らかになった。だが、これも政府が自ら公表したのではなく、同日におこなわれた野党合同ヒアリングで、野党側が事前に通告していた質問に対して内閣官房のオリパラ推進本部事務局担当者が答えたものだった。

野党の追及がなければ、バブルの破綻も大会関係者の感染も隠されたままになっていた
「バブル方式」の実効性や空港検疫のあり方に疑義が呈されるなか、これらの情報は政府や組織委が率先してオープンにし、どのような対応を今後とっていく方針なのかを丁寧に説明すべき事柄だ。にもかかわらず、自分たちから自発的に公表しようとはけっしてせず、野党などから問いただされてから明らかにしているだけ。逆にいえば、追及がなければ、これらの事実は隠蔽されたままだったのだ。

感染拡大の最中に五輪をやろうという常軌を逸した状況にありながら、その上、政府や組織委の度し難い隠蔽体質。こんな姿勢のまま大会が開催されれば、開催期間中に重大な出来事が発生しても、ひたすら押し隠されてしまうのではないか。その懸念は今回の選手陽性判明をめぐる報道により、いっそう高まったと言えるだろう。

(編集部)

https://lite-ra.com/2021/07/post-5940.html