■2021/5/28 21:08 (JST)5/29 岐阜新聞社
【28日・コロナ詳報】「症状が軽く、家にいたい」入院を拒否した男性が容体急変し死亡 岐阜県で60人感染、2人死亡
岐阜県と岐阜市は28日、県内22市町で計60人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者は累計8454人。1日当たりの感染者は10日連続で前の週の同じ曜日を下回ったが、重症者は28日時点で20人で8日連続で20人を超えている。
郡上市の60代男性と岐阜市の70代男性の2人の死亡を確認した。死者は158人。
岐阜市によると、同市の70代男性は1週間ほど前に陽性と判明していた、男性が「症状が軽く、家にいたい」として入院を拒否していた。市では電話で連日、男性に入院を要請し、容体を確認していたが、27日午前に体調が急変し、その後、病院で死亡が確認された。男性は36~37度台の熱で、26日時点で倦怠(けんたい)感はなかったという。
入院拒否による県内での死亡例は初めて。県健康福祉部の堀裕行部長は「県では陽性者を病院か宿泊療養施設で受け入れているが、自宅では同居家族らの感染拡大の懸念があり、また、急変した時に対応できない恐れがあり、看護師や医師が体調を定期的に確認する環境が重要となる。県としては今後も現在の体制を維持していきたい」とした。
新たに確認されたクラスター(感染者集団)は3件。飛騨市民病院(飛騨市)では入院患者や同居家族ら7人の感染が分かった。県警本部交通規制課の職員や家族ら6人、同市の高齢者福祉施設関連では5人の感染が判明した。
拡大したクラスターは3件。時短要請の期間中に営業していた可児市の接待を伴う飲食店では、利用客1人の感染が新たに分かり6人となった。土岐市の聖十字病院では入院患者と職員の4人が増え15人となった。
大型連休中にバーベキューをしていた二つのクラスターなど4件のクラスターは、新たな感染者が確認されず終息した。
県はコロナ患者を受け入れる病床数について、28日付で781床から2床追加し783床に増床したと発表した。
また、岐阜市は学生1人の感染が確認されたとして、市立看護専門学校(同市鹿島町)を28日に臨時休校したと発表した。学生数は104人。
新規感染者の居住地別は岐阜市18人、土岐市と各務原市が各5人、多治見市、瑞穂市、羽島市、飛騨市が各3人、関市、瑞浪市、羽島郡笠松町、不破郡関ケ原町、加茂郡川辺町が各2人、大垣市、高山市、中津川市、美濃市、恵那市、可児市、郡上市、不破郡垂井町、安八郡安八町、加茂郡八百津町が各1人。年代別は10歳未満1人、10代4人、20代15人、30代5人、40代6人、50代13人、60代3人、70代6人、80代4人、90代3人。
■5/28(金) 9:16配信宮崎日日新聞
60代女性、接種後死亡 宮崎県内初、因果関係不明
県は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた県内の60代女性が腹痛を訴え、接種5日後に死亡したと発表した。女性は基礎疾患があった。ワクチン接種後、副反応が疑われる死亡例は県内で初めて。県は接種と死亡の因果関係は不明としている。
県によると、女性は17日、65歳以上の高齢者対象の優先接種の1回目で米ファイザー製を接種。20日に腹痛を訴え県内の医療機関を受診し、その後入院して22日に死亡した。死因は家族の同意が得られていないため非公表としている。接種した医師は、死亡との因果関係は「評価不能」とし、腹痛が副反応かどうかも不明と報告している。重いアレルギー反応のアナフィラキシーの症状は認められなかったという。
■2021/5/14 10:34 (JST)5/14 11:10 (JST)updated
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副反応か ワクチン接種後死亡 県内の医療従事者 国検証へ
新型コロナウイルスの医療従事者へのワクチン優先接種に関し、愛媛県内の50代の女性が2回目の接種後に死亡していたことが13日、県への取材で分かった。県は「詳細は国が把握しており、ワクチン接種との因果関係も含め国が専門的に検証する」としている。