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【AFP=時事】中央アジアのカザフスタンは2日、死刑制度を廃止したと大統領府のウェブサイトで発表した。同国では死刑が20年近く凍結されてきたが、このまま廃止となる。 

 

大統領府の通達によると、カシムジョマルト・トカエフ(Kassym-Jomart Tokayev)大統領は、いわゆる死刑廃止条約(正式名は死刑廃止を目指す市民的および政治的権利に関する国際的規約第2選択議定書Second Optional Protocol to the International Covenant on Civil and Political Rights)に署名した。  カザフスタンは2003年から死刑執行を凍結しているが、裁判所はテロ行為と見なした犯罪など、例外的な場合には死刑判決を下していた。