H氏のメールより
仏アルザス地方オー=ラン県のフランス最古のフッセンハイム原子力発電所は、2020年6月30日に運用停止されました
仏アルザス地方オー=ラン県のフランス最古のフッセンハイム原子力発電所は、2020年6月30日に運用停止されました。
同発電所にある2基の原子炉のうち、1基は2020年2月22日に、残りの1基が6月30日に停止されたものです。
廃炉までにはさらに20年かかるそうです。同原発はドイツとの国境近くの地震地帯にあり、故障が頻発し、建設前から(築43年)計45年に及びドイツ・フランス・スイスの3か国の住民によるに反対運動が続いていたそうです。
原発停止の主な理由は、運動家によると、長年にわたる不撓不屈の市民運動と、地震と、経済的に採算が取れず再生エネルギー(太陽光と風力)に敵わなくなったことだそうです。
それでもフランスはまだ70%の電力を原発に頼っているそうです。ともあれ日本の反原発運動は、外国の成功例からもっと学ぶべきではないでしょうか。
何でも外国の真似をするのも間違いなら、(外国人とはDNAが違うと言って)何も外国から学ぼうとしないのも間違いだと思いますよ。
Akw Fessenheim: Frankreichs ältestes Kernkraftwerk vor Stillegung.
https://www.youtube.com/watch?v=8if0EwrphYM (ARD定時のニュース(Tagesschau)。日本語の字幕がなくて申し訳ありませんが、字幕ボタンを押すとドイツ語字幕が現れます。5分48秒。)
https://www.youtube.com/watch?v=Tpzp7BzTrRY (Badische Zeitung [南西ドイツの「バーデン新聞」] 制作の主に反原発運動家へのインタヴューを中心にしたドキュ。ドイツ語字幕付き。5分27秒。)