すごいですね。

 

 

 数千万円を県議や市長に配っても昨日まで逮捕されず、今も国会議員でいられるなんて

 

 

 自民党議員にとって、日本は買収天国

 

 


 地方自治体は給付金10万円を、世帯主の口座に未だ入金せず

 

 10万円を封筒に入れ、各戸訪問し世帯主の領収書と引き換えに手渡しする方法もある?

 

 

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■NHKNEWS 2020年6月19日 21時29分

 

安倍首相 “私の指示により秘書が広島入り” 去年の参院選で

 

 去年の参議院選挙の際、みずからの事務所の秘書が案里氏の支援のため広島を訪れたのかと問われたのに対し、「私は河井候補と溝手候補の応援のため、広島を1度訪問し、また、私の指示により秘書が広島に入ったことは事実だ」

 

 

 

■2020年06月20日13時36分
 

初対面県議にも30万円 河井前法相「当選祝い」―参院選買収事件・検察当局


 昨夏参院選をめぐり、広島県の地元政界に多額の現金が配布された公選法違反事件で、買収容疑で逮捕された衆院議員で前法相、河井克行容疑者(57)=自民離党=が、普段付き合いのない複数の県議らにも現金を渡していたことが20日、関係者への取材で分かった。初対面の県議にも30万円を提供していたという。
入会者集めにも現金 後援会幹部に「よろしく」―河井前法相夫妻買収事件・検察当局

 東京地検特捜部などの検察当局は、こうした県議らからも任意で事情聴取。2019年7月の参院選で妻の参院議員、案里容疑者(46)=同=の当選を確実にするため、初対面の議員にまで現金を配布したとみて捜査しているもようだ。
 河井容疑者の選挙区と離れた県南部選出の県議によると、昨年4月の統一地方選後、事務所を訪れた河井容疑者から現金30万円入りの封筒を受領した。初対面だったが、同容疑者は帰り際、「当選祝い」と言って封筒を置いていったといい、検察当局の聴取にも受け取りを認めたという。


 同様に選挙区が離れた地域選出の別の県議も同月、河井容疑者から30万円を受領。この県議によると、同容疑者は「(当選)おめでとう」と現金入りの封筒を差し出した。検察当局の聴取には「確かに受け取ったが、返した」と説明したという。同容疑者との関係について、「選挙区が違えば関わりは無い」などと話した。


 検察当局の調べによると、河井容疑者は19年3~8月、票の取りまとめなどの報酬として県議や地元首長らに約2400万円を提供案里容疑者と共謀し計170万円を渡した疑いが持たれている。


 多くは統一地方選の「陣中見舞い」や「当選祝い」名目だったとされ、弁護人によると、河井容疑者は「不正な行為は一切していない」と容疑を否認。案里容疑者も「違法な行為をした覚えはありません」と否認している

 

■朝日新聞 2020年6月19日 

 

河井夫妻「買収リスト」が局面変えた 検察の執念と自信

 

河井議員夫妻の買収容疑事件

車上運動員への違法報酬事件で、報道陣の前で事務所から段ボール箱を運び出す係官ら。この5カ月後に河井案里容疑者は逮捕された=2020年1月15日、広島市中区

 昨年7月の参院選をめぐり、前法相で衆院議員の河井克行容疑者(57)と妻で参院議員の案里容疑者(46)が公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された事件。捜査の「局面」を変えたのは、あるリストだった。 「ドンピシャリ!」

 今年3月半ば、広島市内の取調室。河井案里容疑者(46)=公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕=の公設秘書、立道(たてみち)浩被告(54)=同罪で一審有罪判決=に検事がこう言った。

 逮捕後勾留中の立道被告が、毎月の給与とは別に案里議員の夫で前法相の克行容疑者(57)=同容疑で逮捕=から現金30万円を受け取ったと検事に伝えたときだ。その額と受け取った日時が、「合致」したからだという。

 何と合致したのか。一連の河井夫妻による買収疑惑の捜査が本格化した後、聴取を受けた議員らの間でこう呼ばれた文書がある。

 「買収リスト」

 今年1月以降、車上運動員に法定上限を超える報酬を支払った疑いで夫妻の事務所や自宅などを捜索。パソコンからデータを復元して入手したという。河井夫妻が、いつ、誰に、どれだけの現金を渡したかを記したものとみられる。立道被告は関係者に、「詳細な資料を検察は持っていると思う」と話したという。

 そもそも事件は、週刊文春(電子版)が昨年10月末、車上運動員への違法報酬疑惑を報じたことを機に動き始めた。だがこのリストの入手から、捜査の「局面」は変わった.。

 

 

 

■時事ドットコムニュース 2020年06月12日

 

参院選「買収リスト」押収 河井前法相関係先から―夫妻捜査、最終段階・検察当局

 自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=が初当選した昨夏参院選をめぐり、夫の衆院議員河井克行前法相(57)=広島3区=が地元政界に現金を配布した疑惑で、検察当局が配布先を羅列した「買収リスト」を押収していたことが12日、関係者への取材で分かった。一部は案里氏が配布していたという。
 

前法相の元政策秘書、無罪主張 公選法違反初公判―広島地裁

 検察当局は、案里氏への票の取りまとめを依頼する趣旨で現金が配られたとみて、公選法違反(買収)容疑で捜査。国会が閉会する17日以降、夫妻の刑事責任追及に向けた動きを本格化させるもようだ。
 関係者によると、リストは河井前法相の関係先で見つかった。前法相は地元の首長や県議など政界関係者に数万~30万円程度を配布。一部は案里氏が自ら配布した疑いがあり、リストの記載などから、総額は2000万円を超える可能性があるという。
 ただ、前法相から現金入り封筒を手渡されたものの、受け取りを拒否したり、後日返金したりした議員もおり、実際にどの程度が地元政界に流れたかは不明だ。配布名目も2019年4月投開票の統一地方選での「陣中見舞い」や「当選祝い」だったとされ、検察当局は受領した側が現金の趣旨をどのように認識していたかなどを子細に検討。立件対象額を詰める捜査を急いでいるとみられる。