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4/15(水) 朝日新聞デジタル
関空の国際線、ついに乗客ゼロに 貨物だけ運ぶ便も
乗客がゼロになった関西空港国際線の出発エリア。一部は照明が落とされていた=2020年4月15日、川田惇史撮影
新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続く関西空港で15日、国際線の乗客がゼロになった。2018年9月に台風21号で冠水して以来という。
【写真】関西空港国際線エリアの免税店などはシャッターを下ろしたままだった=2020年4月15日、川田惇史撮影
政府による中国・韓国からの入国制限が3月9日から強化され、その後、欧米などにも拡大。関空の国際線は運休や減便が相次ぎ、5~11日に運航された旅客便は前年同期(1354便)に比べて約98%減の32便にとどまる。
この日は、国際線のフロアに乗客の姿はなく、出発便と到着便の案内表示がすべて「欠航」になった。運営する関西エアポートによると、乗客がいないため欠航扱いとし、貨物のみを運ぶ便もあるという。
関空は、関西の空の玄関口として、訪日外国人客の増加を背景に近年は利用客が右肩上がりに増加。昨年の利用客は3191万人で初めて3千万人を突破していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00000062-asahi-soci