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市役所旧庁舎跡地「売却」はずっと前から決まっていた?市民の疑問に市が回答

2020-03-30 21:36:22 | 旧市庁舎問題

 

市役所新庁舎の向かいにある広大な市役所旧庁舎跡地は市民の大事な財産です。一等地であるこの土地をどう市民のために使うかは、市の今後を左右する大きな問題であり、市民の声を広く聞いてその意見を反映し、慎重に検討すべき、市の第一級課題です。

ところが宮本市長は、市民の意見に耳を貸そうとせず、市議会でも新聞のインタビューでも「財産化=売却」方針を公言しているため「不動産行政」と批判されています。

「市民の意見も聞かずに勝手に民間に売却するのはおかしい」という市民の声の高まりを受けて、しぶしぶ「習志野市旧庁舎跡地活用検討委員会」を作っては見たものの、
➀売却方針に疑問を持つ市民はあらかじめ排除し、
➁市民代表はたったの2名、
➂その市民代表のうち1名は辞任したのに、委員を補充しない、
➃一方
市と利害関係のある千葉銀行の委員が人事異動で辞任した後には、他の千葉銀行職員に委嘱する、
という不透明な運営が行われています。

 

これに対し、市民が意見書を提出し、市から以下の回答が来たのでご紹介します。こんな安易なやり方で市民の大事な財産を売却しようとする市政に疑問を感じます。

 

〇市民代表委員1名が辞任したが、補充する考えはない

 ※市民の考えを聞く考えはない?

 

〇会議の資料は事前に配布し、会議で内容の説明はしない

 ※急いで委員会を終わらせようとするから、予定時間より1時間も早く会議が終わり、中身の議論ができない。

 

〇「財源化=売却」を前提とした委員会だから、売却方針が良いかどうかは議論しない

 

 ※これまで「財源化するかどうかは全く白紙」とウソを言ってきたが、「財源化を認めさせるための委員会だから財源化の是否は議論しない」と開き直った!