■NHKNEWS 2020年2月3日 20時40分
クルーズ船 「体調不良を訴える人が数人」政府関係者
政府はまず、これらの人の検疫を行い、ウイルス感染の有無を調べることにしています。
新型肺炎感染の男性が乗船していたクルーズ船 今夜 横浜港に
新型コロナウイルスへの感染が確認された香港の男性が乗船していた日本発着のクルーズ船が、周遊を終えて3日夜、横浜港に入港する予定です。厚生労働省は男性と接触した人の特定を進めるとともに、乗客の検疫など、水際対策を徹底することにしています。
香港の衛生当局によりますと、香港に住む80歳の男性が横浜から出港した日本発着のクルーズ船で帰国したあと、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
男性は先月17日に飛行機で東京に到着したあと、20日に横浜港からクルーズ船に乗船し、22日に鹿児島を経て、25日に香港で下船したということです。この男性が鹿児島で上陸したかはわからないということです。
男性は船に乗り込む前日の19日から、せきが出始め、帰国後の30日に発熱の症状が出たため、現地で検査を受け、今月1日に感染が確認されました。
運航会社によりますと、このクルーズ船は「ダイヤモンド・プリンセス」で、香港のあと、ベトナムや台湾に加え、今月1日には沖縄県の那覇港にも立ち寄ったということです。そして3日夜、横浜港に入港する予定です。
厚生労働省は船内で香港の男性と接触した人の特定を進めるとともに、乗客の検疫を行うなど、水際対策を徹底することにしています。厚生労働省によりますと、船内には発熱など体調不良の人もいるということです。
運航会社のホームページによりますと、クルーズ船の乗客の定員はおよそ2700人、乗組員は1100人ですが、今回の乗員乗客の人数は明らかになっていません。
沖合で停泊へ
横浜市によりますとクルーズ船の「ダイヤモンド・プリンセス」は3日午後7時半に横浜港にある大黒ふ頭の沖合で、いかりをおろして停泊するということです。
またその後、検疫を受けるということです。
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■ 中国武漢から広まった新型コロナウイルス感染は、WHOが緊急事態宣言をするところまで深刻化しています。
危機対策の「逐次投入」の愚が、随所に見られます。
感染症予防医療法(1999年)の前文をこの機会に読み直す必要があるでしょう。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2000/1030.html
http://www.kanazawa-med.ac.jp/~mri-cfak/yobou.html
10年前の直言「新型インフルエンザと法」をお読みください。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2010/0222.html
ウイルス感染問題を、憲法に緊急事態条項を導入する「実験台」にするという声が自民党内から出ています。
「惨事便乗型改憲」の卑劣です。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2016/0125.html