新型コロナウィルスによる肺炎、初めて症状ない人の感染を確認
国内で感染確認11人に
千葉県、成田空港関係者および利用者、濃厚接触者等について情報がありません。
本日、WHOで会合開催予定
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https://www3.nhk.or.jp/news/realtime/rt0001649.html?utm_int=all_contents_realtime_001
武漢からの帰国者3人 感染確認 厚労省会見
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新型肺炎 29日帰国の3人感染確認 うち2人は発熱など症状なし
29日、中国・湖北省武漢からチャーター機で帰国した日本人3人が、新型のコロナウイルスに感染し、このうち2人は発熱などの症状が無かったことがわかりました。チャーター機の帰国者で感染が確認されたのは初めてで、症状の無い人の感染が確認されたのも初めてです。
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バスでガイド 大阪の女性 ウイルスに感染 奈良の運転手と同乗
今月、中国 湖北省武漢市からのツアー客を乗せたバスにガイドとして乗車した大阪に住む40代の女性が29日、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。女性は28日に感染が確認された奈良県の男性運転手と同じバスに乗っていました。国内で感染が確認されたのは8人目です。
感染が確認されたのは大阪に住む外国籍の40代の女性です。
女性は、今月12日から17日まで中国 湖北省武漢から来たツアー客が乗るバスにガイドとして乗車していました。
女性は今月20日に発熱し、都内の医療機関を受診して経過観察となり、21日になっても発熱が続いたため、都内の別の医療機関を受診しましたが、この時も異常が見られずに経過観察となりました。
しかし23日になっても症状が改善しないため、大阪府内の医療機関を受診した結果、肺炎の兆候が見られ入院しました。
そして検査の結果、29日、新型のコロナウイルスに感染していたことが確認されました。
女性がガイドを務めた武漢からのツアー客を乗せたバスは、28日、ウイルスへの感染が確認された奈良県に住む60代の男性が運転していたということです。
女性はこの1か月間に海外に渡航したことはなく、厚生労働省は国内でウイルスに感染した可能性が高いとみています。
国内で感染が確認されたのは8人目となります。
厚生労働省は国内では新型コロナウイルスによる肺炎の流行が認められる状況ではないとして、過剰に心配すること無く、インフルエンザなどと同様に、手洗いやせきエチケットなど基本的な感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。
男性運転手と濃厚接触は22人
新型のコロナウイルスへの感染が確認された奈良県の男性運転手と同じバスにガイドとして乗っていた大阪に住む女性の感染が確認されたことを受けて、奈良県は29日夜、記者会見を開きました。
この中で県の担当者は「バス運転手の男性と濃厚に接触した人の数は県内に17人、県外に5人の合わせて22人いると認識している。このうち県外の5人のうちの1人が、国内で8例目の感染者だと確認した」と説明しました。
女性は症状が改善
大阪に住む40代の女性が新型のコロナウイルスに感染していることが確認されたことを受けて、大阪府は29日夜、記者会見を開きました。
それによりますと、女性は症状が改善していて、せきのみだということですが経過観察のため入院しているということです。
また女性は、今月12日から17日まで中国 武漢市からのツアー客が乗車するバスにガイドとして同乗していました。
奈良県に住むウイルスへの感染が確認されたバスの運転手の男性と一緒だったということです。
その後、17日から22日まで別のツアーのバスにガイドとして乗車しました。そして20日に発熱し、医療機関を受診したということです。
その後も症状が改善せず、23日に保健所に相談があり、府内の医療機関でCTを受け、肺炎の所見があったため入院しました。
28日に国立感染症研究所へ検体を送り、29日、陽性が判明したということです。
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新型肺炎 日本人で初感染の男性 国内感染と断定 厚生労働省
日本人では初めて新型コロナウイルスへの感染が確認された奈良県に住む男性が、今回の肺炎が中国で発生している時期には海外への渡航歴がなかったことが分かり、厚生労働省は男性が日本国内でウイルスに感染したと断定しました。
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感染した奈良県のバス運転手 どう動いたのか
奈良県のバス運転手の男性が新型のコロナウイルスに感染していることが28日確認されたことを受け、奈良県はこの男性が中国の武漢からのツアー客を乗せ今月16日に奈良公園に立ち寄っていたことを明らかにしました。
29日に対策会議を開いた奈良県の荒井知事は「感染が広がらないように県としては万全を期したい」と話したうえで、運転手の男性が立ち寄った場所などを明らかにしました。
武漢からのツアー客を乗せてバスを運転していた男性は、今月8日から11日にかけて大阪から東京方面の空港へ向かいました。
そして12日からは別の武漢からのツアー客を乗せ千葉県の成田空港から大阪まで運転しました。
最終日の16日には1時間ほど奈良公園に立ち寄っていたということです。
男性は14日に悪寒やせきなどの症状が出ていたということです。このあと、奈良県内の医療機関を2度にわたって受診し、肺炎の症状が確認されたということです。
県内の医療機関に入院し、現在、症状は改善しているということです。
人から人へ感染した可能性が高いとみられる今回のケース。男性は、ツアー客と同じホテルに宿泊していて、客のほかホテルの従業員など合わせて104人と接触しました。
このうち、男性と2メートル以内で接触した濃厚接触者は家族2人を含めて18人だということです。
ツアー客は全員がすでに帰国していますが、奈良県は男性と濃厚接触した人には1日2回、体温を測ることなどを求めていて37度5分以上の熱があれば連絡をもらうことになっているということです。
ウイルス感染のバス運転手 濃厚接触者は22人 奈良
新型コロナウイルスに感染した奈良県のバス運転手の男性と2メートル以内で濃厚に接触した人について、奈良県は22人いることを明らかにしました。
新型のコロナウイルスへの感染が確認された奈良県の60代の男性は、今月、2回にわたって中国 武漢からのツアー客を乗せたバスの運転手を務めていて、車内でウイルスに感染した可能性が高いと見られています。
奈良県は29日夜、記者会見を開き、男性と2メートル以内で濃厚に接触した人は、家族のほか、受診した医療機関の関係者など22人いることを明らかにしました。
このうち17人は奈良県内の人で、5人は県外だということです。県外の5人のうちの1人は29日新たに感染が確認された、男性が運転するバスにガイドとして乗車していた大阪市の40代の女性です。そのほかの4人は、居住地の自治体が健康状態を確認しています。
奈良県内の17人はこれまでのところ肺炎などの症状は出ていないということで、県は、男性が最後に接触した人の潜伏期間が終わる来月8日ごろまで、健康状態を確認することにしています。
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新型肺炎 中国の死者170人 患者数は7711人に
中国を中心に感染が拡大している新型のコロナウイルスについて、最も深刻な湖北省の保健当局は、29日、新たに37人が死亡したと発表しました。中国国内の死者は、これで合わせて170人となりました。
中国の保健当局は、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が、29日、新たに1737人増え、7711人になったと発表しました。
また湖北省では重体の患者も277人いるとしているほか、28日、発熱などを訴えて病院で診察を受けた人はおよそ3万2000人に上っています。
「武漢と周辺 医療物資不足」
新型コロナウイルスの感染が最も深刻な地域の湖北省の王暁東省長は29日夜、記者会見を開き「医療物資の確保が十分に行えていない。武漢だけではなく、周辺の都市も不足していて、省内のすべての地域で著しく医療物資が不足している」と述べ、厳しい現状を明らかにしました。
また、武漢以外の周辺の都市も感染が広がり、特に隣接する黄岡については事態が深刻だとしたうえで、「感染者と感染が疑われる人の数が合わせて1000人を超えており、われわれは黄岡を第2の武漢には絶対にしてはならない」と述べ、対策に力を入れる考えを示しました。
新型肺炎 中小企業対象の特別相談窓口を設置 東京都
新型コロナウイルスの感染拡大で企業の事業活動に影響が及ぶおそれがあるとして、東京都は30日から中小企業を対象にした特別相談窓口を設けて対応することになりました。
産業労働局 金融部金融課
このうち、資金繰りに関する相談は、新宿区にある都庁第一本庁舎19階の東京都産業労働局金融部金融課で受け付けています。
窓口で直接、相談に応じるほか、電話での相談にも応じるということです。
電話番号は03-5320-4877です。
中小企業振興公社 総合支援課
また、経営に関する相談は、千代田区にある東京都中小企業振興公社総合支援課で受け付けています。
窓口での相談のほか、電話やメールでの相談にも応じるということです。
電話番号は03-3251-7881です。
メールアドレスはsien@tokyo-kosha.or.jpです。
いずれの窓口も相談時間は平日の午前9時から午後5時までで、土曜日や日曜日、祝日の相談は行わないということです。