4/11(木) 14:36配信 共同通信
ダイハツ、191万台リコール ブレーキ関連で問題
ダイハツ工業は11日、軽自動車「ムーヴ」「タント」など22車種計191万6973台(2010年12月~18年9月生産)をリコールすると国土交通省に届け出た。ダイハツが製造しSUBARU(スバル)が販売する「ステラ」やトヨタ自動車が販売する「ピクシスメガ」なども含まれる。
国交省によると、ブレーキ関連で二つの問題が見つかった。事故は確認されていない。
車の前部にあるパネルの防水加工が原因となった問題では、エンジンルームに雨水が漏れてブレーキ部品に穴が開き、制動距離が長くなる恐れがある。もう一つは、ブレーキ部品への潤滑剤の塗り忘れが原因とされる。
■スバル3.3万台リコール 火災や発煙、17件確認
2019/4/11 共同通信社
SUBARU(スバル)は11日、乗用車「レガシィ」3万3181台(1998年11月~2001年4月生産)をリコールすると国土交通省に届け出た。速度や燃料の量を示すメーターの電気回路に問題があり、火災の恐れがある。
国交省によると、07年8月から18年9月にかけ、千葉や静岡、高知、沖縄など12県で計17件の火災や発煙が確認された。けが人は出ていない。
火災は湿度が高くなる夏を中心に発生。車内が長時間、湿気にさらされると、結露が起き回路がショートする。メーター付近は燃えにくい素材でできており、車全体が燃えたケースはなかった。