◆ 2019年幕開けから朝日に昭和天皇ヨイショ記事が?
皆さま こんばんは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複・長文、ご容赦を!
フツーは(笑)さすがに元日は「明けましておめでとうございます」とご挨拶するところですが、とても言いたくない気分になってしまいまして…ぜひ、皆様にもこのストレスを分け持っていただきまして(笑)ハラふくるる増田サンのハラを縮めるのにご協力いただきたく…
今朝の朝日新聞記事…2019年の元日から、一面トップ記事が「昭和天皇 直筆原稿見つかる」というヨイショ記事? 「朝日よ、またやったか」と吐きそうになりました。
「所功・京都産業大学名誉教授の話」によりますと「立憲君主として自らを律した昭和天皇は、戦後、その抑制的な態度が『戦争を止められなかった』と批判されることになる」!? って…
ちょっと古くなりましたが「ち~がっう~だろ~~っ」!?(笑)
ですから…伊藤博文らが極秘のうちに作って突然、国民に押し付けた…普通選挙の国会で議論して原案を修正の上、可決した現在の日本国憲法よりも押し付け度は抜群!?…明治憲法は「外形的立憲制」の典型で近代民主憲法の権力抑制原理を持たない、天皇大権の「似非立憲君主制」でした。
なにより、昭和天皇は自分は全く立憲君主ではなかったことを自覚してました! 1945年9月29日付朝日新聞に、ニューヨーク・タイムズ特派員に出した文書回答が載ってます。
将来の日本にいかなる考えか、という質問に対し昭和天皇は「英国のような立憲君主国がよい」と答えているのです。(拙著『昭和天皇は戦争を選んだ!』社会批評社 P125、参照)
つまり、昭和天皇は自分は絶対君主で立憲君主でないことをよく自覚してたので、所京産大名誉教授の言ってることは敗戦後、昭和天皇自身が戦犯を逃れるために多用した天皇&側近(日本支配層)創作のフィクション=虚構=真っ赤なウソ話でしかありません。
そんでもって社会面は「昭和天皇 率直な歌」「晩年まで(戦争に対して)尽きぬ悲しみ」!? などという、全面これ、一面続きからの昭和天皇・ヨイショ記事!?
昭和天皇の支持=指示の下、より深く米国への安保従属国家に「我が国」を貶めた岸信介が死んだ時、岸を心から悼み、「安保改定反対デモに反対する国民の『声なき声』を聴く」と言った岸に対して「おもひふかけれ」なんてお歌をお作り遊ばしていたとは初めて知ったので、コレだけが唯一の収穫かな…
半藤一利氏の「生涯、大元帥としての自分がなかなか抜けなかったのか」という言い訳を付けてはいますが、昭和天皇は「生涯、日本帝国の統治権の総攬者であり、大元帥としての自分が」「抜けなかった」ので、日本国憲法違反の政治介入・干渉を死ぬまで続けていた、というのが拙著で明らかにしたように完全なる歴史事実として確定しています。この日本国の主権を更にアメリカに売り渡した岸信介の死去を悼むこの歌は、更にその証拠をもう一つ積み上げたものです。
「和歌の元相談役 岡野弘彦さん」の相変わらずの昭和天皇ヨイショ記事もあります。
例の「爆撃にたふれゆく 民の上をおもひ いくさとめけり みはいかならぬとも」の歌を相も変わらずご登場させ
…というか、昭和天皇が「平和主義者で常に国民の幸せを思っていた」という真っ赤なウソ・フェイクを「事実」と国民に思い込ませるためには必ず出さねばならない歌でしょうね…
拙著P133に、木下道雄が1945年12月25日の日記に書いている、この歌を「宣伝的にならぬ方法にて世上に漏らすこと」を提案し昭和天皇が「お許し」を与えているという事実を載せています
…つまり、この歌は昭和天皇が敗戦4か月後、国民から戦犯として指弾されないように「国民のことを思って戦争をやめてやったのだ」と恩を着せ「宣伝」する…実は全く反対に「自分の身の上を思ひ いくさとめけり」だったのに…ものであることを昭和天皇も側近も十二分に自覚していた歌であることは、今はもう明白なんですが…
朝日新聞では、さらに、これについて「近く、特集面などでお伝えする」とか…朝日新聞記者たちには拙著を必読文献にしてもらいたい(笑)もんです。
これを読んだ上で昭和天皇関連記事を書けば、ここまでのヨイショ記事は書けないと思いますが…
明仁天皇が退職なさり(笑)新天皇になるので、象徴天皇制の癌である「昭和天皇の戦争責任」を除去するためのウソ話…「昭和天皇は立憲君主だったから軍部に従うしかなかったのだが、国民の幸福を常に祈っていたのだ。」と、またまた国民の脳髄に叩き込むのに「朝日新聞も協力しますからね」と体制側にアピールしとかなきゃ!? っていう経営判断ですかねぇ?
あ、あと一つ、収穫がありました…一面の昭和天皇の「自筆」を見まして、あらら…昭和天皇って増田サンの自筆と同じくらい字が下手っピー!?(笑)…
近年の朝日新聞は「産経かよっ!?」(笑)って感じの記事も多く、もう、購読をやめてやろうか、と考えたことも再三なんですが、半年に一度の契約更新に来られる販売(配達)員さんの聞くも涙、語るも涙(笑)の…いえ笑い話でなく本当に気の毒な…苦労話を聞きますと、とても「購読、もうやめますから」なんて、よ~言えんし…ということで、今年も朝日新聞で悩みそう(笑)。
では、皆様、今年もよろしく!
皆さま こんばんは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複・長文、ご容赦を!
フツーは(笑)さすがに元日は「明けましておめでとうございます」とご挨拶するところですが、とても言いたくない気分になってしまいまして…ぜひ、皆様にもこのストレスを分け持っていただきまして(笑)ハラふくるる増田サンのハラを縮めるのにご協力いただきたく…
今朝の朝日新聞記事…2019年の元日から、一面トップ記事が「昭和天皇 直筆原稿見つかる」というヨイショ記事? 「朝日よ、またやったか」と吐きそうになりました。
「所功・京都産業大学名誉教授の話」によりますと「立憲君主として自らを律した昭和天皇は、戦後、その抑制的な態度が『戦争を止められなかった』と批判されることになる」!? って…
ちょっと古くなりましたが「ち~がっう~だろ~~っ」!?(笑)
ですから…伊藤博文らが極秘のうちに作って突然、国民に押し付けた…普通選挙の国会で議論して原案を修正の上、可決した現在の日本国憲法よりも押し付け度は抜群!?…明治憲法は「外形的立憲制」の典型で近代民主憲法の権力抑制原理を持たない、天皇大権の「似非立憲君主制」でした。
なにより、昭和天皇は自分は全く立憲君主ではなかったことを自覚してました! 1945年9月29日付朝日新聞に、ニューヨーク・タイムズ特派員に出した文書回答が載ってます。
将来の日本にいかなる考えか、という質問に対し昭和天皇は「英国のような立憲君主国がよい」と答えているのです。(拙著『昭和天皇は戦争を選んだ!』社会批評社 P125、参照)
つまり、昭和天皇は自分は絶対君主で立憲君主でないことをよく自覚してたので、所京産大名誉教授の言ってることは敗戦後、昭和天皇自身が戦犯を逃れるために多用した天皇&側近(日本支配層)創作のフィクション=虚構=真っ赤なウソ話でしかありません。
そんでもって社会面は「昭和天皇 率直な歌」「晩年まで(戦争に対して)尽きぬ悲しみ」!? などという、全面これ、一面続きからの昭和天皇・ヨイショ記事!?
昭和天皇の支持=指示の下、より深く米国への安保従属国家に「我が国」を貶めた岸信介が死んだ時、岸を心から悼み、「安保改定反対デモに反対する国民の『声なき声』を聴く」と言った岸に対して「おもひふかけれ」なんてお歌をお作り遊ばしていたとは初めて知ったので、コレだけが唯一の収穫かな…
半藤一利氏の「生涯、大元帥としての自分がなかなか抜けなかったのか」という言い訳を付けてはいますが、昭和天皇は「生涯、日本帝国の統治権の総攬者であり、大元帥としての自分が」「抜けなかった」ので、日本国憲法違反の政治介入・干渉を死ぬまで続けていた、というのが拙著で明らかにしたように完全なる歴史事実として確定しています。この日本国の主権を更にアメリカに売り渡した岸信介の死去を悼むこの歌は、更にその証拠をもう一つ積み上げたものです。
「和歌の元相談役 岡野弘彦さん」の相変わらずの昭和天皇ヨイショ記事もあります。
例の「爆撃にたふれゆく 民の上をおもひ いくさとめけり みはいかならぬとも」の歌を相も変わらずご登場させ
…というか、昭和天皇が「平和主義者で常に国民の幸せを思っていた」という真っ赤なウソ・フェイクを「事実」と国民に思い込ませるためには必ず出さねばならない歌でしょうね…
拙著P133に、木下道雄が1945年12月25日の日記に書いている、この歌を「宣伝的にならぬ方法にて世上に漏らすこと」を提案し昭和天皇が「お許し」を与えているという事実を載せています
…つまり、この歌は昭和天皇が敗戦4か月後、国民から戦犯として指弾されないように「国民のことを思って戦争をやめてやったのだ」と恩を着せ「宣伝」する…実は全く反対に「自分の身の上を思ひ いくさとめけり」だったのに…ものであることを昭和天皇も側近も十二分に自覚していた歌であることは、今はもう明白なんですが…
朝日新聞では、さらに、これについて「近く、特集面などでお伝えする」とか…朝日新聞記者たちには拙著を必読文献にしてもらいたい(笑)もんです。
これを読んだ上で昭和天皇関連記事を書けば、ここまでのヨイショ記事は書けないと思いますが…
明仁天皇が退職なさり(笑)新天皇になるので、象徴天皇制の癌である「昭和天皇の戦争責任」を除去するためのウソ話…「昭和天皇は立憲君主だったから軍部に従うしかなかったのだが、国民の幸福を常に祈っていたのだ。」と、またまた国民の脳髄に叩き込むのに「朝日新聞も協力しますからね」と体制側にアピールしとかなきゃ!? っていう経営判断ですかねぇ?
あ、あと一つ、収穫がありました…一面の昭和天皇の「自筆」を見まして、あらら…昭和天皇って増田サンの自筆と同じくらい字が下手っピー!?(笑)…
近年の朝日新聞は「産経かよっ!?」(笑)って感じの記事も多く、もう、購読をやめてやろうか、と考えたことも再三なんですが、半年に一度の契約更新に来られる販売(配達)員さんの聞くも涙、語るも涙(笑)の…いえ笑い話でなく本当に気の毒な…苦労話を聞きますと、とても「購読、もうやめますから」なんて、よ~言えんし…ということで、今年も朝日新聞で悩みそう(笑)。
では、皆様、今年もよろしく!