ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・--・-
【10月29日 AFP】(更新、写真追加)乗客乗員189人を乗せたインドネシアの格安航空会社(LCC)ライオン航空(Lion Air)の旅客機が29日、首都ジャカルタの空港を離陸して間もなく消息を絶ち、同国沖に墜落した。インドネシア国家捜索救助庁が同日、明らかにした。
飛行機は離陸してからわずか13分後に海へと墜落。墜落現場とみられる海を撮影した映像には、海面に漂う油膜が捉えられている。
また、国家災害対策庁のストポ・プルウォ・ヌグロホ(Sutopo Purwo Nugroho)報道官は、脱出用シューターの一部分や粉々になった携帯電話の部品などの写真を投稿している。
国家捜索救助庁のユスフ・ラティフ(Yusuf Latif)報道官は、当局が今も機体を捜索していることを明らかにした。
バンカ(Bangka)島のパンカルピナン(Pangkal Pinang)に向かう予定だったボーイング(Boeing)737型機は、午前6時30分(日本時間同日午前8時30分)ごろに管制との連絡を絶っていた。
同報道官はAFPに対し、「旅客機は深さ30~40メートルほどの海に墜落した」と明かした。
一方、同国運輸省航空総局のシンドゥ・ラハユ(Sindu Rahayu)氏は、「この旅客機には、乗客の大人178人、子ども1人、乳児2人、さらに操縦士2人、客室乗務員6人が搭乗していた」と発表。同機はレーダーから消える前に、ジャカルタへの帰還の許可を求めていたとしている。(c)AFP