9日の東京株式市場は、前日の米国株急落を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、全面安となった。日経平均株価の前日と比べた下げ幅は一時、771円まで拡大。終値は508円24銭安の2万1382円62銭と昨年10月中旬以来、ほぼ4カ月ぶりの安値となった。

 外国為替市場の円高進行で電機、自動車といった輸出関連株が売られたほか、景気動向に敏感な銀行など金融株の値下がりが目立った。


(2018/02/09-16:28)