19歳女性刺す 殺人未遂の疑いで自衛官逮捕 千葉 東金

7日夜、千葉県東金市の住宅で23歳の陸上自衛官が19歳の専門学校生の女性を刃物のようなもので刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。調べに対し「知り合いの女性を刺した」と話しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのは陸上自衛隊帯広駐屯地の第5後方支援隊に所属する陸士長、吉村将也容疑者(23)です。

警察の調べによりますと吉村陸士長は、7日午後7時20分ごろ、東金市内の住宅の2階の部屋で、この住宅に住む19歳の専門学校生の女性を刃物のようなもので刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いが持たれています。女性は腹や背中を刺されて大けがをし、病院で手当てを受けていますが、意識はあるということです。

調べに対し、吉村陸士長は「知り合いの女性を刺した」と話しているということで、警察は詳しいいきさつや当時の状況を調べています。

陸上自衛隊帯広駐屯地第5後方支援隊の蛯原良雄隊長は「誠に遺憾で事実関係を確認し、厳正に処分します」と話しています。

18 NHKNEWS

帯広駐屯地所属の自衛官逮捕 千葉で少女刺す

 千葉県警東金署は7日夜、知人の少女(19)を殺害しようとしたとして、陸上自衛隊帯広駐屯地(北海道帯広市)の第5後方支援隊に所属する陸士長、吉村将也容疑者(23)=同市南町南=を殺人未遂容疑で緊急逮捕した。少女は重傷だが命に別条はないという。

 逮捕容疑は7日午後7時20分ごろ、同県東金市の住宅で、この家に住む専門学校生の少女の腹部などを刃物で複数回刺したとしている。容疑を認めているという。吉村容疑者は少女と交際していたとみられる。

 同署によると、少女の父親が110番。署員が現場に向かう途中、少女宅から約1・2キロ離れた路上で「(少女を)刺した。自首したい」と携帯電話で110番している吉村容疑者を発見した。刃物は見つかっていない。

 同駐屯地によると、吉村容疑者は昨年12月22日から休暇を取っていたが、休暇が終わる今月5日になっても駐屯地内の寮に戻らなかったという。同隊の蛯原良雄隊長は「事実関係が明らかになれば厳正に対処する」とのコメントを出した。

毎日新聞 201818 0904 ( 最終更新 18 1816)