2017-12-31
NHK紅白歌合戦で、アイドルグループ「欅坂46」のメンバー3人:志田愛佳さん、鈴本美愉さん、平手友梨奈さんが31日夜、出演後に過呼吸のような症状が出たため、待機していた看護師の手当てを受けた。
過換気症候群(かかんきしょうこうぐん、英語: Hyperventilation syndrome, HVS)とは、精神的な不安や極度の緊張などによって過呼吸になり、血液がアルカリ性に傾くことにより生じる症状である。呼吸性アルカローシスとなり、四肢の痺れ、動悸、目眩等の症状が起こる。過呼吸症候群(かこきゅうしょうこうぐん)とも称されるが、一般に「過呼吸」と称されるものとの違いは原因が「精神的な不安」にあることであり、過呼吸症候群は呼吸を多く必要とする運動の後に起こるという点が異なるが、発症後の症状はほぼ同じである。
過呼吸(かこきゅう、英: Hyperpnea)とは、必要以上の換気活動をおこなうこと。 その結果として動脈血中の酸素分圧が上昇、炭酸ガス分圧が低下し1回換気量が増大する。初期状態は低酸素症と似ており、程度が強くなると手足や唇の痺れや呼吸困難、頭のふらつき、息苦しさ、眠気、激しい耳鳴りや悪寒をきたす。 発症するケースとしては、陸上競技(長距離走・マラソン・駅伝)・水泳・サッカー・バスケットボールなどの呼吸を多く必要とする運動の後が挙げられ、精神的な要因による過換気症候群とは異なる。