議会の議事録、発言者が匿名 ○さんと△さん 福岡市
2017年12月4日
議会での発言者が「○」さんと「△」さん。福岡市議会のほとんどの委員会で、発言者の名前が記号だけの「匿名議事録」になっている。少なくとも50年以上続くとみられる独特の運用。実名化の議論はあるものの、最大会派の自民党市議団が慎重姿勢を崩していない。
JR博多駅前で起きた陥没事故を議論した昨年12月の市議会第4委員会。公開された議事録はこうなっている。
○「現場にいた作業員の証言を公表しない理由は」
△「国の検討委員会での議論の支障になる」
○「証言などがなければ議会としての調査はできない。何かを隠そうとする意図があるのでは」