米レイバーノーツを招いての労働組合オルグトレーニング
米国労働運動の現状に関する講演会の案内
ジェーン・スロータさん、レア・フリードさんを迎えて
全国労働組合総連合 国際局レイバーノーツは米国の進歩的な労働組合、労働者団体の連合体で全労連と交流の深いUE を始め、労働組合や保守的な組織の中の改革派グループ、米反戦労働者連合、レイバーフォーバーニーなどメンバーと関わりの深い団体です。
レイバーノーツは NPO 法人の労働教育調査プロジェクトが発行している月刊誌の名称で、デトロイトとニューヨークに事務所を置き、2 年に一回海外代表の参加も含む大規模な交流集会(2000人規模、全労連も過去3回参加)を開催しています。
日常的にはニュースの発行や労働組合やコミィニティー組織、運動体への学習素材や講師の派遣などを行なっている。
トラブルメーカーズスクールは労働組合員の労働者教育や組合民主化のために米国で40年近くレイバーノーツが主催して行われている。
今回レイバーノーツ大会に参加した日本の研究者、労働組合のグループで共同してレイバーノーツの初代編集長のジェーン・スロータ氏、元 UE オルグで国際局長も務めたレア・フリード氏を日本に招聘することとなり、全労連でも独自にスクールと講演会を下記のように行うこととした。
全労連版トラブルメーカーズスクールと講演会の二部構成です。
ぜひ職場の組合員の力を引き出し、組合活動を活性化させるためのヒントを学び、米国の学習の実践に参加することのできる絶好の機会です。みなさんふるってご参加ください。
全労連版 トラブルメーカーズスクール
日時 2017 年 11 月 10 日(金) 13:30-17:00
会場 平和と労働センター全労連会館 2 階ホール
対象 全労連加盟組織の組織担当者、オルグ (40 名限定、日英通訳付き)
内容
13:30 導入:大衆教育理論と実践について
14:00 大衆教育理論実践としての模擬スクール
Beating Apathy(職場の無関心とたたかう)少人数のグループ討論も交えた参加型ワークショップ
17:00 終了
申し込み 別紙に記入の上、全労連国際局までファクスで登録してください
講演会:米国労働運動の現状と課題
日時 2017 年 11 月 10 日(金) 18:30-20:30
会場 平和と労働センター全労連会館 2 階ホール (日英通訳付き)
対象 公開(どなたでもご参加いただけます)
内容 ジェーン・スロータさんの講演会詳細は全労連国際局(03-5842-5611)まで。
講演会への参加は準備の都合上、参加の一報をお願いします(zenintel@zenroren.gr.jp)。
講師紹介ジェーン・スロータ Jane SlaughterGM の自動車工場で働き、全米自動車労組(UAW)組合員として活動。その後 1979 年にレイバーノーツ共同創設者の一人となり、初代編集長を務める。多くの著作があり、現在も政策委員としてレイバーノーツに関わり、講師として労働者教育に携わっている。
書作には「米国自動車工場の変貌」(緑風出版、1995 年)のほか、「トラブルメーカーズ・ハンドブック」1・2、「成功するオルガナイザーの秘訣」(すべて英語)などがある。
レア・フリード Leah Fried様々な職場で働いたのち、UE のオルグとして19年間活動。2015 年には国際部長を務め、2016 年にレイバーノーツのスタッフとなる。
2017 年退職し現在フリーの労働オルガナイザー。
UE オルグとしてリパブリック・ウィンドウズの解雇争議を担当。広報を占拠したのちに労働者による労働者協同組合として再建したことで有名。
マイケル・ムーア監督の「キャピタリズム~マネーは踊る」にも登場している。
→ 全労連国際局行
FAX03-5842-5620
全労連版 トラブルメーカーズスクール参加登録用紙
(40 名限定、日英通訳付き)
氏名
所属組合
第一次締め切り 11 月 2 日
日時 2017 年 11 月 10 日(金) 13:30-17:00
会場 平和と労働センター全労連会館 2 階ホール
対象 全労連加盟組織の組織担当者、オルグ
お願い 全員が学習者という位置づけで主体的に参加する企画です
分散討論あり
見学も可能(要問合せ)
2 部の 18:30 からの講演会は自由に参加できます