神戸製鋼所で26日、新たな不正がまた発覚し、一部の銅製品で日本工業規格(JIS)の認証が取り消された。同社は不正があった製品の納入先の8割超で安全性を確認したと発表したが、全容解明が終わらないうちに新たな不正が次々に見つかる。

 安倍晋三首相が79年から3年間、社員として在籍していた会社である。


 日本原燃(本社・青森県六ケ所村)は26日、神戸製鋼から納品されたウラン濃縮のための遠心分離機に使われている部品の品質確認用検査データに改ざんが確認されたと報告を受けたと発表した。



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日本原燃HP


2017年10月26日
神戸製鋼所からの新型遠心機部品の品質データに係る報告について

 10月25日、神戸製鋼所より、新型遠心機における部品の品質を確認するための検査データに不適切な行為が確認されたとの報告を受けました。
 神戸製鋼所によると、2013年に当該データを測定するための装置の更新を行った際、測定結果が更新前よりも低い値が表示されたため、以前の装置の記録と更新後の記録の差分を検査データに加算して、当社への連絡を行わず記録を作成していたとのことです。
 これまでの調査の結果、当該部品は今後製作する予定の新型遠心機に使用する予定であったものであり、現在設置している遠心機には使用されていません。
 当社といたしましては、引き続き調査を行ってまいります。
以上