【サンフランシスコ共同】
米西部カリフォルニア州の複数の地域で起きている山火事は収束の兆しが見えず、周辺地域では火災による煙害が深刻化してきた。サンフランシスコなどでは13日昼も視界不良のため、車がライトを点灯して走行した。米メディアによると、山火事の死者は36人となった。
米メディアによると、大気の汚染指数は劣悪な環境問題を抱える中国・北京と同レベルを記録。当局者は「大気汚染はかつてないほど悪い状況となった」と住民らに注意を呼び掛けている。
サンフランシスコでは14、15日に予定されていたハーフマラソンなどのスポーツイベントの中止が相次いで決まった。