◆ <提案>海外修学旅行の事前指導に
   安倍首相の「裏ピースサイン」写真を活用しましょう!

   皆さま   高嶋伸欣です


 先にメールで問題提起をした教育出版道徳教科書5年生用に掲載された写真で、安倍首相がそれとは知らずにセクハラの意味をもつ「裏ピースサイン」のポーズを決めている件。(http://wind.ap.teacup.com/people/12136.html
 その後、様々な感想や意見を頂きました。

 そのうちの一つに、「最近活発になった英語圏への修学旅行や大学生のツアーでは、『裏ピースサイン』がセクハラに当たることを、事前に知る機会を設ける必要があると思っていたところなので、この写真を見せてなぜ問題にされたのかを語るのに、絶好の反面教師的教材です。是非、この写真のコピーを普及させて、日本人が海外で恥をかかない済むようにしましょう!」という声がありました。


 「なるほど」と思いましたので、取り急ぎ問題の写真を家庭用のコピー機で拡大コピーし、スキャンをしましたので、添付で送信します。ご活用下さい。

 *それにしても8月末の採択終了で話題が沈静化する時期に、わざわざこの写真を紙面に掲載して全国の人々に知らせ、「寝た子を起こした」『産経』の9月8日朝刊トップ記事には、大いに”感謝”(もちろん皮肉です)すべきかもしれません。

 さらに、大本の教科書に本来は「下町ボブスレー」の話題と直接の関係がない「ポーズを決める安倍首相」の写真を載せた教育出版編集部・編著者(貝塚茂樹氏など)の忖度ぶりにもお礼を言うべきかもしれません。

 そして、首相であるからには行動に慎重さが必要であるという自戒の姿勢の欠落を見事にこうして露見させている安倍首相。「こんな人」が道徳教育を強要していることを、主権者が認識できるようにマスコミはもっと緊張感を持つべきではないでしょうか?

 文科省クラブは特権的に3月初めには同書の現物を文科省から提供されていたのに見落としていたことになります。少しは責任を感じているでしょうか。

 ちなみに横浜や大阪の市民グループは、教育委員会にこの問題を指摘する文書を、採択決定以前に提出し、報道関係にも流布していたはずです。

  以上、とりあえずの反響報告<その1>です。

   文責は高嶋です。     転送・拡散は自由です。

  *海外修学旅行や語学研修短期留学などの担当教員の皆さま、この件について、旅行業者への周知も宜しくお願いいたします。できれば「ガイドブック」にも注意書きを加えて欲しいところです。


パワー・トゥ・ザ・ピープル!! パート2