改良された新自動車排出試験、9月1日より義務化
Brussels, 31/08/2017
EU News 178/2017
ブリュッセル
<日本語仮抄訳>
2017年9月1日より、欧州の道路を走行する新車は、新たな、より信頼できる、実際の運転条件に基づいた排ガス検査(RDE=実路走行試験)と改良された検査室検査(WLTP=乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)に合格する必要がある。
新たな排ガス試験は、より信頼性のある結果を確実にし、新車の性能に対する信頼を再構築する一助となる。これらの試験は、排出の少ない、持続可能で競争力のある自動車産業に向けた欧州委員会の以下の取り組みの中の、複数の重要な手段の一つである。
より厳格で精度の高い排出量試験
型式認証制度の抜本的改正
大気環境基準
低排出による移動
これと平行し、欧州委員会は既に出回っている乗用車の環境汚染に関する各欧州連合(EU)加盟国の取り組みを綿密にチェックしている。
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