ドバイの超高層マンションで火災
【8月4日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で4日未明、ドバイ・マリーナ(Dubai Marina)地区にある高級超高層マンション「ザ・トーチ(The Torch)」の中層階から出火し、上層階まで火に包まれた。
パニックになった住民らが避難する騒ぎとなったが、地元当局によると火はすでに消し止められ、現在のところ犠牲者の情報もないという。火災の原因は分かっていない。
ドバイ防災当局が公開した消火後の写真では、低層階には明かりが見えるが、中~上層階は完全に焼け落ちたように見える。
建設直後は世界最高の住宅用ビルだったザ・トーチでは2015年にも火災が発生し、近隣住民も避難する騒ぎになった。可燃性の外装材が使われていることによる高層ビル火災が相次いだことを受けてドバイ当局は今年1月、防火規則の強化を発表していた。
(c)AFP
2017年8月4日 8時59分
中東のUAE=アラブ首長国連邦のドバイで4日未明、超高層マンションから火が出て上層階に広がり、消防が消火活動を続けています。
UAEのドバイで4日未明、中心部のマリーナ地区にある70階以上ある超高層マンションから火が出ました。
現地からの映像では、外壁に沿ってオレンジ色の炎と煙が上がっていて、周囲に大きな火の粉が落ちているのが確認できます。マンションは燃え続けていて、消防が消火活動にあたっています。
ドバイ当局によりますと、住民は避難を終えていて、今のところけが人の情報はないということです。
マンションがあるドバイのマリーナ地区は、ペルシャ湾に面した海沿いにあり、高さ数百メートルの超高層マンションなどが建ち並んでいます。
外務省海外邦人安全課によりますと、これまでに日本人の被害の情報は入っていないということですが、引き続き情報収集にあたるとしています。