◆ 君が代不起立 訴え退ける判決
※ 動画付き
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170510/3132841.html
大阪府内の公立学校の卒業式で、「君が代」の斉唱で起立しなかったとして、懲戒処分を受けた元教諭3人が、定年後の再任用を取り消されたのは違法だと訴えた裁判で、大阪地方裁判所は、「教育委員会の裁量権を超えた違法な対応とは言えない」として訴えを退けました。
大阪の府立高校の元教諭と高槻市の市立小学校の元教諭のあわせて3人は、卒業式で「君が代」を斉唱する際に起立しなかったとして、戒告の処分を受けました。
その後、1人は処分が取り消されましたが、いずれも定年後、教員としての再任用が更新されなかったり、取り消されたりしたのは違法だとして、再任用や賠償などを求めていました。
10日の判決で、大阪地方裁判所の内藤裕之裁判長は、「府の教育委員会の裁量権を超える違法な対応だったとは言えない」として、3人の訴えを退けました。
原告の1人で高校の教諭だった菅平和さん(66)は、「君が代の強制は間違っていると思っているが、式の雰囲気を壊さないよう起立しなかっただけなのに処分された。悪いことはしていない」と述べました。
また、原告の代理人の弁護士は、1人は懲戒処分を取り消されたのに、判決には見落としたような記述があり、内容がおかしいとして、控訴することを明らかにしました。
判決について、大阪府教育庁は、「これまでの府の主張が認められたものと考えている。今後も教職員の厳正な服務規律の確保と適正な再任用の選考に努める」としています。
『NHK NEWS WEB 関西』(2017年05月10日)
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170510/3132841.html
※ 動画付き
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170510/3132841.html
大阪府内の公立学校の卒業式で、「君が代」の斉唱で起立しなかったとして、懲戒処分を受けた元教諭3人が、定年後の再任用を取り消されたのは違法だと訴えた裁判で、大阪地方裁判所は、「教育委員会の裁量権を超えた違法な対応とは言えない」として訴えを退けました。
大阪の府立高校の元教諭と高槻市の市立小学校の元教諭のあわせて3人は、卒業式で「君が代」を斉唱する際に起立しなかったとして、戒告の処分を受けました。
その後、1人は処分が取り消されましたが、いずれも定年後、教員としての再任用が更新されなかったり、取り消されたりしたのは違法だとして、再任用や賠償などを求めていました。
10日の判決で、大阪地方裁判所の内藤裕之裁判長は、「府の教育委員会の裁量権を超える違法な対応だったとは言えない」として、3人の訴えを退けました。
原告の1人で高校の教諭だった菅平和さん(66)は、「君が代の強制は間違っていると思っているが、式の雰囲気を壊さないよう起立しなかっただけなのに処分された。悪いことはしていない」と述べました。
また、原告の代理人の弁護士は、1人は懲戒処分を取り消されたのに、判決には見落としたような記述があり、内容がおかしいとして、控訴することを明らかにしました。
判決について、大阪府教育庁は、「これまでの府の主張が認められたものと考えている。今後も教職員の厳正な服務規律の確保と適正な再任用の選考に努める」としています。
『NHK NEWS WEB 関西』(2017年05月10日)
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170510/3132841.html
◆ 大阪地裁、君が代不起立元教諭の訴え退ける (MBSニュース)
※ 動画付き
http://www.mbs.jp/news/kansai/20170511/00000018.shtml
卒業式の国歌斉唱で起立しなかった大阪府内の公立学校の元教諭らが、定年後の再任用を取り消されたのは不当だとして府を訴えていた裁判で、大阪地裁は訴えを退けました。
訴えを起こしているのは府内の公立学校元教諭山田肇さん(65)ら3人です。
判決によりますと、山田さんらは定年後の再任用やその更新が決まっていましたが、卒業式での君が代斉唱時に起立しなかったことから戒告処分を受けた後、「勤務実績が良好でない」として再任用の合格決定が取り消されていました。
判決で大阪地裁は「まだ任用されていない時点では再任用希望者と府の間になんらの法律関係もなく、合格決定が取り消されたとしても権利や地位に変動はない」などとして山田さんらの訴えを全面的に退けました。
「教師としての良心を踏みにじる判決だ」(山田肇さん)
山田さんらは控訴する方針です。
『MBSニュース』(2017年5月10日)
http://www.mbs.jp/news/kansai/20170511/00000018.shtml
http://www.mbs.jp/news/kansai/20170511/00000018.shtml
卒業式の国歌斉唱で起立しなかった大阪府内の公立学校の元教諭らが、定年後の再任用を取り消されたのは不当だとして府を訴えていた裁判で、大阪地裁は訴えを退けました。
訴えを起こしているのは府内の公立学校元教諭山田肇さん(65)ら3人です。
判決によりますと、山田さんらは定年後の再任用やその更新が決まっていましたが、卒業式での君が代斉唱時に起立しなかったことから戒告処分を受けた後、「勤務実績が良好でない」として再任用の合格決定が取り消されていました。
判決で大阪地裁は「まだ任用されていない時点では再任用希望者と府の間になんらの法律関係もなく、合格決定が取り消されたとしても権利や地位に変動はない」などとして山田さんらの訴えを全面的に退けました。
「教師としての良心を踏みにじる判決だ」(山田肇さん)
山田さんらは控訴する方針です。
『MBSニュース』(2017年5月10日)
http://www.mbs.jp/news/kansai/20170511/00000018.shtml
パワー・トゥ・ザ・ピープル!! パート2