森友学園問題のバックバックボーン、日本会議≒ニッポンのオッサン会議?
一躍全国から注目が集まるようになった森友学園問題、「日本会議の研究」の著者菅野完(すがのたもつ)さんを迎えて、地元豊中でタイムリーな講演会が行われた。
森友問題を最初に追及した木村真豊中市議・・・土地取引の不自然さを調べると、次々と疑惑が浮き上がってきて、政権を揺るがすほどの大疑惑に。
とうとう「瑞穂の國記念小學院」が認可申請を取り下げるという事態に・・・何かの巨大な圧力があって、強引に幕引きを図ったのでは?
菅野完さん・・・Twitterでは恐いお兄さんのような印象だが、実際はコテコテの大阪人、時事漫談のような分かりやすい切り口で事件の本質を明らかにしていく。
きっかけになった土地取引の不自然さ・・・購入したかった豊中市、隣接する大阪音楽大学に売らずに、なぜ森友に破格の値引きで売ったのか?
小学校の認可を審議する府の私学審議会・・・森友学園の財務状況を不安視する声、教育内容の異常さなど、異論が続出する中でなぜ「認可相当」との答申を出したのか?
菅野さんがマスコミに提供した運動会のDVD・・・「安倍首相がんばれ!」の異常さ!
特定の在日外国人に対するヘイト、副園長の籠池氏の妻による児童虐待の疑いなどなど、とても小学校の運営を任せられる内容ではないのだが・・・
休憩時間になると、木村真市議にマスコミが群がって取材・・・今や時の人だ(#^^#)
私は録画担当・・・独立系メディアのIWJに依頼されて、ビデオ撮影していたのだが、同時にFacebookの「ライブ」機能を使って生中継。Wi-Fi環境でなくても簡単に同時中継ができる・・・これって、IWJは要らない?( ̄▽ ̄)
二部で菅野さんは、数々の疑問は逆に考えると理解しやすい・・・つまり、「なぜ、森友学園でなければならなかったのか?」と。
バックにいるとされる日本会議だが、その本質は「親学」ではないかと問題提起。
皇室崇敬、改憲、歴史認識など、国家主義的思想が色濃くにじむが、中でも伝統的家族観に最大のこだわりがある。
従軍慰安婦は黙ってろ! 子どもの権利、女の権利抑圧。夫婦別姓なんかあり得ない。男女共同参画事業、絶対潰す!
つまり、「女子供は黙ってろ!」というのが糾合軸ではないか? と。
ということは、日本会議≒ニッポンのオッサン会議 ( ̄▽ ̄)
二時間たっぷりの独演会・・・聴衆を全く飽きさせない見事な話術だった。
坂本 洋
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