「多磨全生園」前身で患者を閉じ込めた堀の跡 ハンセン病 :患者閉じ込め、堀の跡 「多磨全生園」前身、1世紀経て発掘 国立ハンセン病療養所「多磨全生(ぜんしょう)園」(東京都東村山市)の前身「第一区府県立全生(ぜんせい)病院」が1909(明治42)年に開院された当時、患者の逃亡を防ぐ目的などで、院内の患者居住地区の四方に巡らされていた堀の遺構が見つかった。 国立ハンセン病資料館(同)の発掘調査で分かった。 2016年12月22日毎日新聞夕刊